夢の幻の旅
11月3日、4日の二日間は一生忘れられない夢の幻の旅だ。電車に乗った時、わくわくしていた僕はずっと外の景色を見つめ、大切なカメラをしっかりつかんで写真を撮って、頭の中にイメージを描いていた。二時間後、やっと日光に着いた。僕は子供のような自分の感情をおさえられなくて、すぐに雪山と紅葉の美しさにうっとりした。日光の11月の寒さにもかまわず、ホステルに荷物を置いて出かけた。小道に沿って行くと、周りに昔風の家が立っていて、紅葉も舞い落ちてきた。東照宮、輪王寺、二荒山神社の立派さに浸って、歴史に思いを馳せた。なんだか江戸時代にいるような気がした。これは夢だと思った。夜、僕は初めて露天温泉に入った。暖かい温泉に浸って、外の紅葉と月を見て、すごくいい気持ちになった。なんて幸せだろうと思った。翌日、僕と友達は一緒にハイキングして、鳴虫山を登った。山に登ったとき、本当に不思議なことがあった。非常に元気なおじいさんたちに出会った。山に登ったとき出会ったおじいさんたちは熱心に僕たちと話し、写真を撮ってくれて、そしておいしいお菓子もくれた。おじいさんたちの言葉を聞いて、彼らはよくこのような1000メートル級の高さの山を登るということがわかった。
(李済/中国)(2009.11)
煙に隠れた富士
紅葉