「私の見た日本」
日本に来てから一番感動したのはやっぱりコスプレです。エストニアではコスプレをしている人がまったくいないとは言えませんが、大勢の人はやっぱりしません。でも日本では秋葉原に行ったら、メイド服を着ながらメイド喫茶店のチラシを配っている女の子は珍しくないし、ハロウィンの時だけではなくて、平日でも好きなアニメのキャラクターのコスプレをする人も驚くほど多いです。この間、秋葉原を歩きながら、アニメのファンの中でとても人気があるエヴァンゲリオンの綾波レイというキャラのコスプレをしている子を見かけて、とても感動しました。「秋葉原に行ったら、レイに会える。本当に世界中のオタクのメッカーだ」と。そして日本人はキャラクターの性別にもかかわらず、男装をしている女の人も、女装をしている男の人もいます。初めて秋葉原に行った時に、ある漫画・アニメグッズを売っている店でピンク色のかつらをかぶってアニメキャラの女子高校制服を着る男の人を見てとてもびっくりして笑ってしまいました。日本のコスプレイヤーは本当にすごいです。
(スモライニナ・エカテリナ/エストニア)(2009.12)