第14回東アジア教員養成国際シンポジウム
東アジア教員養成国際コンソーシアムの第14回国際シンポジウムが、去る2019年10月18日から20日に、陝西師範大学(中国・西安市)にて開催されました。本コンソーシアムは、日本、中国、韓国など東アジア地域の教員養成系大学・学部43校により2009年に結成されましたが、現在47校まで加盟校が拡大しています。
今回のシンポジウムには約20の大学から100名に達する多数の参加者が集い、基調講演・分科会・ポスターセッション等がもたれました。基調講演では、日本を代表して東京学芸大学の長谷川正理事・副学長が、「CAMPUS Asia for Teacher Education -Challenges for the Consortium of 3 universities in Japan, China and Korea-(教員養成分野のキャンパス・アジア-日中韓3大学コンソーシアムの挑戦-)」と題して講演を行いました。
また、これまでと同様に、シンポジウムの開催に合わせて国際運営委員会および総長会議が開催され、本年は陝西師範大学の任暁偉副学長を議長として、規約改正、今後の開催予定について議論されました。その結果、規約改正は承認され、次回2020年開催の第15回シンポジウムを公州大学校(韓国・忠清南道公州市)において、2021年開催の第16回シンポジウムを西南大学(中国・重慶市)において、それぞれ開催することが決定されました。
今後も、東アジア地域の教員養成の質保証並びに高度化を議論する協議体として、また教職員・学生の交流のためのプラットフォームとして、東アジア教員養成国際コンソーシアムの更なる発展が期待されます。
基調講演を行う東京学芸大学、長谷川理事・副学長
【長谷川理事・副学長、基調講演スライド】
CAMPUS Asia for Teacher Education -Challenges for the Consortium of 3 universities in Japan, China and Korea-
(教員養成分野のキャンパス・アジア-日中韓3大学コンソーシアムの挑戦-)
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