OECDはこれからの時代を生きる子どもたちに必要な能力として,「変革を起こすために目標を設定し,振り返りながら責任ある行動をとる能力」(OECD,2019)である「エージェンシー」という概念を提唱しています。 しかし,日本において「エージェンシー」という言葉はあまり馴染みがないため具体的なイメージがわきにくいといった現状にあります。 そこで私たちは,OECDによるEducation2030事業の枠組みに参加して培った蓄積を基に,「エージェンシー」とはどのような力かを登場人物3人の視点を通してマンガで紹介する冊子を作成しました。 エージェンシーを発揮した生徒や教師の姿は様々であり,ここで示したのはその一例にすぎませんが,この冊子が皆様のエージェンシーに関する議論の土台になると考えています。 次世代教育研究推進機構ではこれからもエージェンシーを発揮する子どもたちと教師の姿を紹介していきます。
PDF版 未来へすすむ ~エージェンシー~