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富士宮まちづくり講演会 |
地域資源を利用した富士宮のまちづくりについて学ぶことを目的として、富士宮まちづくり講演会が現地で開催されました。講演会にはスタディーツアーの参加者の他に、現地富士・富士宮地域にお住まいの方々の参加も得ました。講師として、富士宮焼きそば学会会長の渡辺英彦氏、富士宮浅間大社宮司の渡邉新氏、株式会社きたがわ/お宮横丁の佐野元産(もとうみ)氏をお招きしました。
講演1「地域素材を活かしたブランドづくり〜焼きそばによるまちおこし」では、戦後から富士宮市で売られ始めた富士宮の焼きそばに、「物語り」という付加価値をつけることによって、焼きそばでまちおこしをしてゆくという実践が報告されました。
講演2「浅間大社と富士宮の歴史」では、富士宮市にある浅間大社の伝承をもとにした、富士山信仰と浅間大社の成り立ち、また、富士宮の歴史の話がされました。
講演3「よみがえれ!門前町のにぎわい 〜お宮横丁とまちづくり」では、かつて富士講や登山客で賑わっていた商店街を復活させ、再び商店街に活気を呼び戻してゆくという、まちづくりの実践が報告されました。
それぞれ異なる視点からの「まちづくり」についての報告であり、スタディーツアーの参加者からは、多摩川流域のまちづくりへの参考になったという感想を聞くことができました。
【予告ページ】
講演記録
講演「地域素材を活かしたブランドづくり〜焼きそばによるまちおこし」(pdf:211.9KB)
講演「浅間大社と富士宮の歴史」(pdf:202.7KB)
講演「よみがえれ!門前町のにぎわい〜お宮横丁とまちづくり」(pdf:187.6KB)
日時 |
2007年 10月13日(土) 13:00開始〜16:00終了
[開演の30分前開場] |
会場 |
富士宮本宮浅間大社 参集所 2階大広間
(静岡県富士宮市宮町1-1 TEL 0544-27-2002)
[アクセスマップ] |
参加費 |
無料 |
参加者 |
約40名 |
プログラム |
13:00
■東京学芸大「多摩川エコモーション」プロジェクト紹介
報告:樋口 利彦(東京学芸大学 環境教育実践施設 教授)
佐野 淳也(東京学芸大学 環境学習推進専門研究員)
講演1:「地域素材を活かしたブランドづくり〜焼きそばによるまちおこし」
講師:渡辺 英彦 氏(富士宮焼そば学会 会長)
講演2:「浅間大社と富士宮の歴史」
講師:渡邉 新 氏 (富士宮本宮浅間大社 宮司)
講演3:「よみがえれ!門前町のにぎわい 〜お宮横丁とまちづくり」
講師:佐野 元産 氏(お宮横丁/株式会社きたがわ 専務取締役)
■まちづくりについてのアイデア交換
■全体まとめ
16:00 終了(予定)
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参加者の感想 |
・ 「ものづくり」から「ものがたり」という考えのもとで、”言葉の力“を使って全国に地域をアピールするというアイデアはとても魅力的でした。人を笑わせるほほえましい心が成功の秘訣ではないのかな、と感じました。
・ 浅間大社がその土地の信仰の要として役割を担ってきたということが分かった。信仰と環境の問題との関わりについて改めて考えてみたいと思う。
・ これから、どの様に「お宮横丁とまちづくり」を作っていくのか―?自ら調理人として働くことも大事ですが、全体的にお宮横丁を情報発信のメッカ、情報が湧き水のごとく、常に湧き出る様、アイデアを湧き出して、賑わいを企画して下さい。
・ 富士山に抱かれた当市のまちづくりの試みが、短時間で伝わってきました。3人のそれぞれの立場、キャラクターが異なりおもしろかったです。またこのまちに来たいと思いました。
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