 |
環境学特論(2008年度前期) |
|
○担当教員:
木俣 美樹男 (総合教育科学系 環境教育実践施設 教授)
研究室HP
○曜日時限: 水曜 6限 / ○教室: / ○対象: 大学院教育学研究科 修士課程 1年
環境とは何か、環境を学ぶとは何かをともに議論して、環境教育学の内容と位置づけなどを考察し、理論を深めたい。
|
基本的な概念を提案した後に、講義の方法は初日に受講者と相談のうえ決めるが、現代GP多摩川エコモーション関連授業として、本年は日本の中の「インド」を取り上げるように提案したい。精神文化と物質文化をつなげて、異文化理解をともなう環境学習教材を開発したい。多摩川中流域で、インドの影響と思われる信仰や食文化を探る。近隣に居住しているインド人の方々から、環境世界の共通性と差異を聴き取る。これらを素材に、環境とは何か、環境学とは何かを議論する。この成果はパネルなどにして、山梨県小菅村、植物と人々の博物館で特別展として発表する。
|
木俣・藤村編(2005)『持続可能な社会のための環境学習 ― 知恵の輪を探して』培風館。木俣・石川訳(2004)コットン『民族植物学』八坂書房。
|
インドの環境世界と信仰、食文化についての展示を製作する。
1. 環境学序論、講義方針の提案
2. 環境を学ぶとは何か
3. 環境教育学の位置づけ
4. 植物と人々の博物館づくり
5. インド調査の報告
6. インドの信仰環境
7. 特別展の企画
8. 展示品の整理
9. 展示品の整理
10. 展示解説パネル作り
11. 解説パネル作り
12. 展示方法の検討
13. 作品の展示作業
14. 作品の展示
15. まとめ
任意参加の補講は山梨県小菅村の「植物と人々の博物館」などでワークショップを行う。
|
|