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1999−2001年度 研究開発学校(総合的学習)
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1.学校名 |
岩手大学教育学部附属小学校 |
2.住所・電話・ファックス |
〒020-0807 盛岡市加賀町2-6-1 TEL:019-623-7275
FAX:019-653-4609 |
3.HPアドレス |
http://mind.edu.iwate-u.ac.jp/~fsho/ |
4.研究公開予定 |
2002.6.下旬(予定) |
5.研究開発課題 |
五 小学校及び中学校における教育の連携を深める教育課程の研究開発 |
6.研究委嘱事項 |
1 小学校において、児童の学習実態に対応して、基礎的な学力の一層の定着を図る教育課程の研究開発を行う。 |
7.研究テーマ・サブタイトル |
<全校研究主題> 自分をとりまく、すべての「ひと・もの・こと」との関わりの中で新たな自分にめざめていく子供をめざして―教科等で培った力を生かした学習活動の総合化を図るカリキュラム開発と評価― <目的> わかたけタイムの学習活動を通して、各教科等で得られた基礎的・基本的な知識や技能が生かされ総合的に働くようにしながら、自分をとりまいている「ひと・もの・こと」との関わりの中で自分の生き方を考えるとともに新たな自分にめざめていく態度や資質を育むことを目的に設定した。 |
8.カリキュラム構成の特徴 |
<年間授業時数> 総合的な学習の時間(わかたけタイム)として、3〜4年生は105時間(学級総合20時間・学年総合60時間・英語体験学習15時間・コンピュータの時間10時間)、5年生〜6年生は110時間(学級総合20時間・学年総合65時間・英語体験学習15時間・コンピュータの時間10時間)を設定した。 <時間割> わかたけタイムは土曜日(A週)の2時間目に位置づけ、低学年のわかたけタイム(英語体験・コンピュータの時間)についても土曜日(A週)の1時間目に位置づけた。 <総合的な学習の時間の構成>2000年度から総合的な学習の時間を「学年総合」と「学級総合」の二つで構成した。学年総合とは、学年の全クラス(全児童)が同一の内容に共通して取り組む総合的な学習の時間であり、学級総合とは、それぞれの学級の実態に合わせて担任が学習活動の内容や場面等を工夫しながら取り組んでいくものである。 |
9.研究概要 |
高度情報社会・国際化社会と言われる現代において、小学校においてもコンピュータリテラシーを育成する時間や英語になれ親しむ時間の必要性が求められている。そこで、本校においては、昭和53年度から取り組んだ総合的な学習及び平成8年度からの研究開発学校委嘱の際に実践した英語体験学習の実績を生かし、新たに情報教育を加え、6年間を見通した教育課程の研究を実践的に試みた。 |
10.開発単元名 |
○3年生:オリエンテーション(1時間)、ふれあいをひろげよう(15時間)、ぼくたちも使える新しい施設マリオス(9時間)、学級総合(20時間)、共に助け合って生きよう(10時間)、春夏秋冬
わたしたちのりんごの木(25時間) ○4年生:オリエンテーション(1時間)、守ろう!美しい街
盛岡 含む情報(17時間)、夏のお祭り★夏季合宿・まとめ
振り返り(15時間)、イーハトーブから発信せよ!含む情報(17時間)、サツマイモをうえよう(2時間)、収穫祭をしよう(3時間)、学級総合(20時間)、体験しよう(点字・キャップ
ハンディ)、できることから始めよう〜いろいろな形のボランティア〜(15時間) ○5年生:オリエンテーション(1時間)、森の生活から考えよう(19時間)、バケツ稲を育てよう(19時間)、学級総合(20時間)、ボランティアについて考えよう(10時間)、○○○○博士になろう(26時間) ○6年生:元町探検の様子を5年生に伝えよう(15時間)、卒業論文で追究しよう(35時間)論文発表会7時間を含む、学級総合(20時間)、卒業を自分たちの力で創りあげよう(15時間) |
11.参考文献 |
『平成12年度 研究開発実施報告書 研究開発課題 小学校及び中学校における教育の連携を深める教育課程の研究開発ー第2年次ー』 |
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