1999−2001年度 研究開発学校(総合的学習)              
.学校名 青森県八戸市立長者中学校
.住所・電話・ファックス 〒039-1167 青森県八戸市大字沢里字休場28-1 TEL:0178-43-4872
.HPアドレス http://www.hachinohe.ed.jp/cyojya_j/
.研究公開予定 2001.11.1
.研究開発課題 五 小学校及び中学校における教育の連携を深める教育課程の研究開発
.研究委嘱事項 2. 中学校において、生徒の学習実態に対応して、基礎的な学力の一層の定着を図る教育課程の研究開発を行う。
.研究テーマ・サブタイトル <全校研究主題>                                                                                                                                              品性豊かな日本人をはぐくむ新しい国際理解教育のあり方の研究ー長者タイム(総合的な学習の時間)の運用を通してー                                           <目的>                                                                                          1.課題を設定し、追究・発表という学び方の習得を通して、主体的に学ぶ力を培う。(学び方:問題意識、調査・考察・まとめ方、社会的マナー、表現技術)                                                                                  2.フィールドワークやボランティア等をともなう体験活動を通して、人とのかかわり方や他者を思いやる心を培う。                                                               3.異文化、自文化理解を通して広い視野を見につけ、将来の国際人としてふさわしい生き方を考える。
.カリキュラム構成の特徴 「総合的な学習の時間」として各学年「長者タイム」70時間を設定する。
.研究概要 品性豊かな日本人の育成を目指し、新しい国際理解教育の推進を学校経営の中核に据え、教育課程に「総合的な学習の時間」(「長者タイム」70時間)を設定する。長者タイムでは1学年「世界を知る」2学年「郷土を知る」3学年「自己を見つめる」のテーマに基き生徒の主体的に学ぶ力を育成し、また教科、道徳、特別活動との関連した授業づくりの工夫に努め、教育課程の編成や指導方法について研究開発をする。
10.開発単元名 長者タイムでは1学年「世界を知る」2学年「郷土を知る」3学年「自己を見つめる」をテーマとして、基礎学習、課題研究、発表・まとめ、次年度に向けて(1,2学年)という年間計画に基いて実践した。                                                          ○1学年「世界を知る」:基礎学習、課題研究(「世界の建築物」「酸性雨」「ごみ」「世界の国旗にこめられた意味」「世界の料理のマナー」「地球の温暖化と海」「世界のボランティア」)、発表・まとめ、来年度に向けて                                                                   ○2学年「郷土を知る」:基礎学習、課題研究(「福祉」「産業」「観光」「歴史」「人物」など各分野ごとの調査)、社会体験活動(4日間地域の職場や施設で社会体験をする「さわやか八戸グッジョブ・ウィーク」の活動)、発表・まとめ、来年度に向けて                                                    ○3学年「自己を見つめる」:基礎学習、自由研究(「長者中のホームページをつくろう」「インターネットの危険性について」「タバコの害について」「ひょっこりひょうたん島」「盲導犬訓練士」「介護福祉士」「エレキギターの材質による音の違い」「絶対音感について」)、発表・まとめ、○卒業制作                                                                                        ○全校長者タイムの取り組み:「全体ガイダンス」「国際理解に関する講演会」「ディベート学習会」「郷土に関する演劇鑑賞」「自主公開発表会」「全校発表会」
11.参考文献 『平成12年度 研究開発実施報告書 《第2年次》』