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1999−2001年度 研究開発学校(総合的学習)
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1.学校名 |
茨城大学教育学部附属中学校 |
2.住所・電話・ファックス |
〒310-0056 水戸市文京1-3-32 TEL:029-221-3379 FAX:029-221-3387 |
3.HPアドレス |
http://www.edu.ibaraki.ac.jp/fu-chu/ |
4.研究公開予定 |
2001.10.18(木) |
5.研究開発課題 |
五 小学校及び中学校における教育の連携を深める教育課程の研究開発 |
6.研究委嘱事項 |
2. 中学校において、生徒の学習実態に対応して、基礎的な学力の一層の定着を図る教育課程の研究開発を行う。 |
7.研究テーマ・サブタイトル |
<全校研究主題> 学びの価値を求めて −豊かなコミュニケーションを基盤とした総合的な学習の時間の在り方ー <研究のねらい> 一人一人が実感を伴う学びを実現していくために、総合的な学習の時間を教育課程の編成の中心に据え、豊かなコミュニケーションに支えられた学習環境、学校づくりをめざす。 <Webbing学習のねらい> 自己の課題や疑問にこだわりながら、人とのかかわりや調査・体験的な活動を通して、自らを振り返り、より高い価値を求め、これからの社会で学び続けていく資質や能力を育む。 <コミュニケーション学習のねらい> 他の人と共に学んでいこうとする力や態度、違いを大切にする心の育成、人と人との関係を築いていくときの基本的なスキルなどについて学ぶこと。また、他の人との関係づくりを通して、自分自身を見つめることができるようになること。さらには、自己の価値観が変容すること。 |
8.カリキュラム構成の特徴 |
総合的な学習の時間として、Webbing学習(各学年70時間)とコミュニケーション学習(各学年15時間)を設定した。Webbing学習では、1・2年生は第U期(7月・9月・10月)に体験活動を多く取れるように設定した。3年生は第T期(4〜6月)に体験活動が十分にとれるように、V期(11〜3月)をまとめの時期として設定した。尚、コミュニケーション学習については、道徳、特活、Webbing学習と内容的・時間的に関連を図りながら、生徒一人一人の対人関係能力やコミュニケーション能力の育成をねらった学習である。 |
9.研究概要 |
「総合的な学習の時間(Webbing学習)」においては、生徒の興味・関心や問題意識に基づいた課題を設定し、学習活動を展開するとともに、個に応じた指導方法の在り方を研究対象とする。多様な学習活動に対する支援の一つとして「附中スクールボランティア制度」の設立と運用を図るなど、新しい教育システムについても研究を行う。また、問題解決能力の育成にあたり、コミュニケーション能力を重視し、「コミュニケーション学習」(各学年30時間程度)を設定する。 |
10.開発単元名 |
『Webbing学習』 ○1年生:ガイダンス1(先輩のWebbing学習を探ろう)→活動1(自分たちのWebbing学習をつくるために情報を収集しよう:歴史的・自然・国際理解・福祉など12のカテゴリーに分類)→ガイダンス2(Webbing学習のこれからの流を確認しよう)→活動2(カードを参考に自分たちが教えてもらいたい、学んでみたい人を探してこよう)→活動3(活動2をもとに、学習をWebbing学習していこう)→活動4(1年間のまとめをしよう) ○2年生:ガイダンス→課題設定「?を!に」さらに「!を?に」→追求活動→まとめ→ガイダンス→課題設定「自分たちにできること」→追求活動→まとめ ○3年生:ガイダンス→課題設定探究活動→個別探究活動→ガイダンス(学習の振り返り)→意見交換会→探究活動→「活かす・応える」活動→学習のまとめ→シェアリング 『コミュニケ−ション学習』 ○1年生:「身分証明」「話題の双六」「アポイントのロールプレイそれは何?」「たばこの害」「意見のwhich?」「森の何でも屋さん」「無言de迷画」「私の好きな色は?」等 ○2年生:「あなたを発見」「君はどっち?二者択一」「聞いてる?聴いてる?」「何ができるの?」「みんなでリフレーミング」「宝探し」「ビデオレター」「私たちの得た宝物」等 ○3年生:「話題のビンゴゲーム」「私を動物に例えると」「私は有名人」「私の見方」等 |
11.参考文献 |
『文部科学省研究開発学校 平成12年度 研究開発実施報告書(第2年次)』 |
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