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1999−2001年度 研究開発学校(総合的学習)
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1.学校名 |
山梨大学教育人間科学部附属中学校 |
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2.住所・電話・ファックス |
〒400-0005 山梨県甲府市北新1丁目4-2 TEL:055-220-8310 FAX:055-220-8784 |
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3.HPアドレス |
http://fzkjhss.fzk.yamanashi.ac.jp/ |
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4.研究公開予定 |
2001.11.14(水) |
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5.研究開発課題 |
五 小学校及び中学校における教育の連携を深める教育課程の研究開発 |
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6.研究委嘱事項 |
2. 中学校において、生徒の学習実態に対応して、基礎的な学力の一層の定着を図る教育課程の研究開発を行う。 |
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7.研究テーマ・サブタイトル |
<全校研究主題> 「自分づくり」を支援するゆとりある教育課程の創造ー「生きる力」を育成する学習活動の工夫を通してー <研究のねらい> 「自分づくり」を有効に支援するための教育課程はいかにあるべきかを4つの視座(@「自主・自立」「共生」という中心概念、A学びの基礎となる資質・能力の育成、B学びの領域の拡大、C自分づくりの場)からとらえ、教育活動全体のカリキュラム構成を行い、「生きる力」として4つの要素(1.知識の総合能力、2.コミュニケーション能力、3.自己評価能力、4.感性)の育成を図る学習活動を工夫し、展開しようとした。 |
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8.カリキュラム構成の特徴 |
本校の教育課程は、以下8点に配慮し、必須教科・選択教科・SELF(総合的な学習:1年生105時間、2年生87時間、3年生105時間)・特別活動・道徳から構成している。a 前期後期制とし、前期後期それぞれに特色ある教育活動の展開を図る。b 午前中の授業の1単位時間は、45分とし、それによって、午後の授業の1単位時間が、弾力的に運用できるよう日課表を工夫する。SELF(総合的な時間)は、午後の時間に位置づけ1単位時間をフレキシブルに運用して行う。c 午前中に、30分授業と60分授業とを組み合わせ、教科の持つ特性を生かす。d 選択教科の学習は、2・3年生の学年枠を取り去り、異学年合同の選択学習を実施する。e 総合的な学習の時間は、SELF(総合的な学習)とCML(コンピュータメディアリテラシー)から構成する。f 教科の教育内容の厳選・基礎基本の絞り込みを行い、関連教科同士の連絡調整をはかり、総合的な学習の時間と連動した年間指導計画づくりをおこなう。g 総合的な学習の時間と学校行事、生徒会行事との関連を考え、行事内容の精選をはかる。h 必修教科・選択教科・道徳・特別活動及びSELF(総合的な学習)の各領域を、調和させ体系づける。 |
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9.研究概要 |
「自分づくり」「生きる力」「ゆとり」「学びの本質」といった理念が達成される教育課程の創造を目指す。教科の特性をいかす30分、45分、60分授業の実施、「情報リテラシー」と「コミュニケ−ションリテラシー」の両輪から成る総合基礎演習の実践、SELF(総合的な学習)・道徳・特別活動の内容整備、ポートフォリオによる評価活動の充実、などの研究項目を中心に、中学3年間を通して「教科」と「総合」のそれぞれのねらいが調和されたカリキュラムの構築を目指す。 |
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10.開発単元名 |
1.SELF−A『生き方学習』:生徒たちの感性を豊かにし、生きるために必要とされるコミュニケーションの力を養い、自己の生き方を真剣に考えるための学習。 ○1年生 「ブラインドウォーク」、「月世界」、友人からみた自分 自分から見た自分」、○2年生「職場体験学習」、○3年生「エイズと共に生きる…私たちにできることはなんだろう?」 2.SELF-B『環境』:環境教育の基本的な理念をふまえながら、生徒が自らの課題意識に基いて、問題解決や知の総合などの力をつけていけるような学習。 ○2年生「校外学習(若桐のつどいとリンクさせた学習)」:自然体験学習(@自然を詩にしよう。Aネイチャーハンドメイド A.小石のぶんちん B.リース C.小物かけ B高遠の自然を詩に表そう C自然の中を流れる小川の水質を調べよう Dめずらしい植物を探そう E少年自然の家から出るゴミの行方を探ろう SELF-B『国際』:多文化社会のなかで、孤立せず、お互いに力を合わせてひとつの社会を形作っていく力を芽生えさせる学習。 ○2年生「留学生との交流を通して」 SELF-B『福祉』:さまざまな福祉に関する活動を経験することで、まわりの人との関わりについて考え、「ともに生きる」という気持ちを培っていく学習。 ○1年生「普通に福祉するとはどんなことか」 3.SELF−C『総合探究学習』:生徒自らがそれぞれの興味・関心から課題を立ち上げ、追究していく学習。 4.CML(コンピュータ・メディア・リテラシー):基本的な情報機器の操作能力、情報収集・整理と加工の技量、コミュニケ−ションの方法とネチケット、マルチメディア情報の取り扱い |
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3.SELF−C『総合探究学習』:生徒自らがそれぞれの興味・関心から課題を立ち上げ、追究していく学習。 4.CML(コンピュータ・メディア・リテラシー):基本的な情報機器の操作能力、情報収集・整理と加工の技量、コミュニケ−ションの方法とネチケット、マルチメディア情報の取り扱い |
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11.参考文献 |
『平成12年度 研究紀要 「自分づくり」を支援するゆとりある教育課程の創造 −「生きる力」を育成する学習活動の工夫を通してー(2年次)』 |
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