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1999−2001年度 研究開発学校(総合的学習)
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1.学校名 |
徳島県立富岡西高等学校 |
2.住所・電話・ファックス |
〒774-0030 徳島県阿南市富岡町小山18-3
TEL:0884-22-0041 FAX:0884-23-4579 |
3.HPアドレス |
http://academic1.plala.or.jp/tns/ |
4.研究公開予定 |
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5.研究開発課題 |
三 高等学校の生徒の能力、適性、進路等に弾力的に対応する教育課程の研究開発 |
6.研究委嘱事項 |
2. 高等学校において、自由研究や課題研究等の新しい領域の導入や普通科目について新しい科目の導入を考慮した教育課程の研究開発を行う。 |
7.研究テーマ・サブタイトル |
<全校研究主題> 総合学習「地球と環境問題」の導入 <研究開発のねらい> ア.「総合的な学習の時間」として「地球と環境問題」を課題として取り上げる。 イ.この課題の学習活動を通じて、科学的・総合的な思考力・判断力を育て、環境問題を解決する力を養うと共に、自然を愛する心と豊かな人間性を育成する。 ウ.身近な環境問題の学習から始め、自ら新たな課題を見つけることにより、地球規模の課題にまで発展させる。 エ.自ら見つけた課題に対し、自ら学び、考え、主体的に判断・行動できる資質や能力を養うことにより、21世紀を生きる力を育成する。 |
8.カリキュラム構成の特徴 |
「総合的な学習の時間」は「総合学習」として、各学年必修で1単位ずつ計3単位(105単位時間)実施する。各週において1単位時間ずつ履修していくものとする。また、教科領域および特別活動領域とは独立させ、「総合学習」として3単位を卒業までに必要な単位数とする。 <第一学年目標> 環境問題を考えるために必要な基礎知識の習得、および問題解決学習を支える技術の習得を目指す。 <第二学年目標> 「地球と環境問題」を課題として各生徒がそれぞれ設定したテーマや問題点について、考えをまとめたり、問題解決の方向を目指す等の、自主活動を展開する。 <第三学年目標> 1・2学年で積み上げた成果をもとに、小論文・ディベート等によって知識をより強く定着させ、自分の環境観を構築するとともに身の回りから実践できる資質を養う。また、自主研究の継続を行い知識の深化を図る。 |
9.研究概要 |
「総合的な学習の時間」を総合学習「地球と環境問題」として展開し、環境学習としての視点をふまえて指導内容・指導方法の研究開発を行う。全校生徒が3年間を通して一つの共通したテーマに取り組む。高等学校における環境学習を展開するために「環境を科学する」方向性をもち「知の総合化」を目指す。その実現のために「富西プログラム」を考案し、1年生は「導入」として環境問題を考えるための基礎知識等の習得を行い、2年生ではそれをもとに自らの見付けた課題を解決する活動を「展開」する。3年生では「完結」として小論文とディベートを融合した学習を行い、望ましい環境観の育成を図る。 |
10.開発単元名 |
○第1学年:ガイダンス(2)、まとめ(2)、講演会(2)、化学物質(3)、生態系(3)、エネルギーA(3)、地理・歴史(3)、制度・法律(3)、生活(2)、健康(2)、エネルギーB(2)、文化A(2)、文化B(2)、情報処理(2)、コミュニケーション(2)の計35時間 ○第2学年:ガイダンス(2)、講演会(2)、ホームルーム発表会(2)、化学物質講座、生態系講座、エネルギー講座、地理・歴史講座、制度・法律講座、生活講座、健康講座、文化講座、各29の計35時間 ○第3学年:ガイダンス(2)、講演(2)、実践活動とレポート(10)、小論文コース、ディベートコース、自主活動コースの各17の計29時間 |
11.参考文献 |
『「総合的な学習の時間」研究開発(文部省指定) 1・2年次のまとめ』 |
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