第4回 国際理解教育セミナー
■主催 東京学芸大学国際教育センター
■日程 2008年 1月26日(土) 13:00~17:00
■会場
東京学芸大学小金井キャンパス 国際教育センター(合同棟)1F 大教室
JR中央線武蔵小金井駅北口より
京王バス「中大循環」にて「学芸大東門」下車、徒歩5分
■参加費 無料
■定員 40名
■対象 国際理解教育、帰国・外国人児童生徒教育の研究者、実践者、教育関係者をはじめ、それらに関心のある方ならどなたでもご参加いただけます。
■主催: 東京学芸大学国際教育センター
■講師
・佐藤裕之氏(川崎市立殿町小学校教頭)
・善元幸夫氏(新宿区立大久保小学校教諭)
・野崎志帆氏(甲南女子大学文学部多文化共生学科准教授)
【セミナーの概要】
国際教育センターは、2004年度から「国際理解教育セミナー」を開催している。第1回は「国際理解教育の新機軸-多文化・地域・市民性-」、第2回は「国際理解教育のおもしろさはどこにあるか-改めて国際理解教育の可能性を問う-」、第3回は「国際理解教育の新局面―その実践の再考」というテーマで実施した。第4回目にあたる今回は、多文化共生が現実の課題となってきている今日における、国際理解教育の新たな展開について考えたい。これからの学校教育において、多様な文化的言語的背景をもつ個々人が他者と共に協力し、公正なより良い社会や未来を創造していこうとする人材を育てることは、緊急かつ必須の課題である。日本における多文化共生社会の創造に向けた個の意図的戦略的な育成が必要である。そのためには、日常的な実践が不可欠であり、それを実現するための多文化的なパースペクティブを獲得する必要がある。今回のセミナーでは、外国人児童生徒教育、帰国児童生徒教育、同和教育など多様な取り組みを通して、多文化的なパースペクティブとは何か議論し、多文化共生社会に向けた新たな国際理解教育の実践の視点を探っていきたい。
プログラム (リンクを押すと当日の様子が見られます(別のページに飛びます)
13:00 開会(加藤佑司 東京学芸大学国際教育センター長 挨拶)
13:10 >>趣旨説明
見世千賀子(東京学芸大学国際教育センター講師)
13:30 >>提案1 共生を軸に学校をつくる
佐藤裕之(川崎市立殿町小学校教頭)
14:05 >>提案2 外国人児童生徒教育から考える多文化共生の教育とは
善元幸夫(新宿区立大久保小学校教諭)
14:40 >>提案3 同和教育の実践から考える共生のための教育の視点
野崎志帆(甲南女子大学文学部多文化共生学科准教授)
15:15 休憩
15:30 >>パネルディスカッション
指定討論者 高木光太郎(東京学芸大学国際教育センター准教授)
16:50
閉会