第1回 国際教育センターフォーラム

「多文化社会のなかの「学力」 ~新しい「学び」の可能性に向けて~」

東京学芸大学国際教育センターでは、今年度より新たな試みとして「国際教育センターフォーラム」を開催することにいたしました。このフォーラムは国際教育センターの専任スタッフが現在進行中の研究について報告し、国際教育の各分野に関心をお持ちの皆様とディスカッションをさせていただくことを目的としています。研究報告には共通テーマが設定されており、各スタッフはそれぞれの専門的立場から共通テーマを軸として研究報告を行います。初回となる今年度の共通テーマは「学力」です。多文化化する日本社会のなかで子どもたちに提供すべき「学力」とは何なのか。参加者の皆様と共に考えてみたいと思います。現場で教育実践に取り組まれている方、研究者の方、あるいはこうした問題に関心をお持ちの学生の方や一般の方もぜひご参加ください。

■主催 東京学芸大学国際教育センター
■日時:3月1日(土) 13時30分~
■会場:中野サンプラザ 8階 研修室2
〒164-8512 東京都中野区中野4-1-1 TEL 03-3388-1151     
最寄駅 JR中央線・総武線/東京メトロ東西線「中野」駅 北口より徒歩1分

プログラム
13:00  会場・受付開始

13:30  開会式・趣旨説明
13:40  研究報告
・文化間移動における最近接発達領域:社会文化的心理学の視点から
高木光太郎(東京学芸大学国際教育センター准教授)

・カリキュラムに通底する学力観―オーストラリアを事例として
見世千賀子(東京学芸大学国際教育センター講師)

・学力向上に資する教員の指導力
臼井 智美(東京学芸大学国際教育センター准教授)

・多文化社会における「学力」の再定義の試み
佐藤 郡衛(東京学芸大学国際教育センター教授)

15:00  休憩
15:15  討論
【コメンテーター】 
 吉谷 武志(九州大学人間環境学研究院教授)
 宇土 泰寛(椙山女学園大学教育学部教授)

16:30 終了