第9回 外国人児童生徒教育フォーラム

子どもが見える、子どもが変わる -子どものつまずきを解消していく教師と専門家との連携-
外国人児童生徒は、日本の学校生活の中で様々なつまずきを見せます。日本語が上手にならない、学習についていけない、学校生活になじめない、友達ができない、など様々です。これらは、どのような要因によって生じているのでしょうか。日本語力によるものなのか、文化的相違によるものなのか、あるいは他の要因によるものなのか。また、子どもの努力不足によるものなのか、子どもを取り巻く環境によるものなのか。その多様な要因とその背景に目を向け、つまずきを解消していくための支援のあり方を、とりわけ、教師と専門家との連携に焦点を当てて検討していきます。
■ 日 時 : 平成20年10月4日(土)9:30~16:30(受付9:10~)
■ 場 所 : 中野サンプラザ 8階 研修室1 
 (〒164-8512 東京都中野区中野4-1-1 TEL 03-3388-1151)
      最寄駅 JR中央・総武線/東京メトロ東西線「中野」駅 北口より徒歩1分
■ 定 員 : 90名
プログラム
開会の辞
ご挨拶   加藤 祐司(東京学芸大学国際教育センター長)
【第1部 子どものつまずきへの気づき】
●基調提案
9:40~10:00  子どものつまずきの多様な背景を知る  臼井 智美(東京学芸大学国際教育センター 准教授)
●講演
10:00~12:15 子どものつまずきの実際
認知・学習支援の立場から: 小池 敏英(東京学芸大学特別支援科学講座 教授)
発達支援の立場から: 田熊 立(千葉県発達障害者支援センター 副センター長・臨床心理士)
(休憩 12:15~13:15)
13:15~13:50 認知発達の側面から: 榊原 知美(東京学芸大学国際教育センター 講師)
【第2部 適切な支援に向けた専門家・関係者との連携】
●事例報告
14:00~15:20 つまずきを克服していくための専門家・関係者との連携
事例1 国際学級担当者の立場から  
  野口 恵美子(新宿区立大久保小学校 教諭)
事例2 母語相談員の立場から  
  高橋 悦子(川崎市日本語指導等協力者、大和市外国人児童生徒教育相談員)
パネルディスカッション
●15:35~16:30 つまずきへの適切な支援に向けた専門家・関係者との連携のあり方
閉会