第2回 国際教育センターフォーラム
「文化間移動をする子ども ~異文化間教育研究の最前線~」
国際教育センターフォーラムは,国際教育センターの専任スタッフが現在進行中の研究について報告し,皆様とディスカッションをさせていただくことを目的としています。今回は,異文化間教育における研究の最新の動向と今後の方向性について,各スタッフがそれぞれの専門的立場からご報告します。多文化化する日本社会の中で,文化間を移動する子どもたちをめぐる状況は,今どこに向かいつつあるのか。そこで私たちが出来ることは何か。参加者の皆様と共に考えてみたいと思います。現場で教育実践に取り組まれている方,研究者の方,あるいはこうした問題に関心をお持ちの学生の方や一般の方もぜひご参加ください。
■主催:東京学芸大学 国際教育センター
■日時:2009年3月7日(土)13:20~16:30(受付13:00~)
■会場:中野サンプラザ 8階 研修室2
(〒164-8512東京都中野区中野4-1-1 TEL 03-3388-1151
最寄駅 JR中央線・総武線/東京メトロ東西線「中野」駅 北口より徒歩1分)
■定員:90名
プログラム
13:00 受付開始
13:20 開会式・趣旨説明
13:30 研究報告
分散型少数地域における多文化の子どもの教育の課題
吉谷 武志(東京学芸大学国際教育センター教授/異文化間教育学)
社会文化的文脈における子どもの知的発達
榊原 知美(東京学芸大学国際教育センター講師/発達心理学)
学校教育における文化的多様性への対応策:オーストラリアを事例として
見世 千賀子(東京学芸大学国際教育センター講師/比較・国際教育)
多文化の子どもを支える教師の力量形成
臼井 智美(東京学芸大学国際教育センター准教授/学校経営学)
アメリカに住む日本の子どものエスニシティと教育
佐藤 郡衛(東京学芸大学国際教育センター教授/異文化間教育学)
15:10 休憩
15:20 討論
【コメンテータ-】 塘 利枝子 (同志社女子大学 現代社会学部教授)
山本 登志哉(早稲田大学人間科学学術院教授)
16:30 閉会