第1回 多文化共生フォーラム
「教員養成大学における多文化共生への取り組みの現状と課題―外国につながる子どもの教育を中心に―」
国際教育センターでは、第1回「多文化共生フォーラム」を平成22年1月30日(土)に下記の要領で開催します。
今回のテーマは、「教員養成大学における多文化共生の教育への取り組みの現状と課題-外国につながる子どもの教育を中心に」です。日本の学校は、多国籍化・多民族化・多文化化が急速に進行しつつあります。特に、外国人の子どもの増加とともに、日本語教育をはじめ、多文化共生の取り組みを行っています。こうした状況の中で、教員養成大学もそれぞれの地域で多様な取り組みを展開してきました。今回は、これまでの教員養成大学における外国につながる子どもの教育への取り組みの現状について報告いただき、今後、どのように進めたらよいかについて参加者ともども考えていきたいと思っています。
フォーラムの前半は、静岡大学教職大学院准教授の矢崎満夫氏、京都教育大学准教授の浜田麻里氏、宮城教育大学准教授の市瀬智紀氏の3人から、各大学での取り組み(講義での取り上げ方や大学としての取り組みの実践例)、さらに各個人の取り組みなどについて発題していただきます。後半は、各発題を踏まえ、東京学芸大学国際教育センター教授の吉谷武志氏が加わり、パネルディスカッションを行い、教員養成大学における多文化共生の教育の今後のあり方などについて議論をしていきます。
多くの方の参加をお待ちしています。
■日時:2010年1月30日(土) 13:00開会
■場所:東京学芸大学南講義棟(S棟)S303教室
■プログラム
13:00~13:10 開会の辞 加藤祐司(東京学芸大学国際教育センター長)
13:10~13:30 趣旨説明 佐藤郡衛(東京学芸大学国際教育センター・教授)
13:30~14:00
「静岡大学の取り組みから
-さまざまな「つながり」の創出をめざして」 矢崎満夫(静岡大学教職大学院准教授)
14:00~14:30 「京都教育大学の取り組みから -外国人少数点在地域に求められる教員養成」
浜田麻里(京都教育大学准教授)
14:30~15:00
「宮城教育大学の取り組みから -多文化共生の地域づくりと教員養成」
市瀬智紀(宮城教育大学准教授)
15:00~15:15 休憩
15:15~16:45 パネルディスカッション
「教員養成大学における多文化共生の取り組みをめぐって」
コーディネーター 佐藤郡衛
パネリスト 吉谷武志
矢崎満夫
浜田麻里
市瀬智紀
16:45~17:00 まとめと閉会