JSLを生かした外国人児童生徒教育指導者セミナー・イン福岡

増え続ける外国人児童生徒への指導は、日本語初期指導からJSLによる教科学習への移行、受け入れのための学校組織の整備、さらに地域における支援体制の構築に至るまで、多くの新しい知見を必要とするものである。しかしながら、学校現場は未だこの新しい課題に手探りで取り組まねばならない状況にある。

　本セミナーは、従来、東京学芸大学で実施してきた「JSL日本語教育指導者セミナー」を各地で開催し、外国人児童生徒指導者（担当者）と学校、行政関係者のスキルアップを図るものである。

■日時：２０１０年２月２７日（土）　１０：００～１７：００（受付開始　９：３０）

■場所：福岡市立博多小学校　（〒812-0023　福岡市博多区奈良屋町１番３８号）

＊会場校への問い合わせ、連絡はご遠慮下さい。

■定員：１００名（但し、終日参加７０名、午後の部のみ参加３０名）

■参加費：無料

■主催：国立大学法人東京学芸大学　国際教育センター

■後援：福岡市教育委員会

■プログラム

9:30 　　　　受付

10:00 開会

【午前の部　講義】

10:15 外国人児童生徒教育の課題　吉谷武志（国際教育センター）

11:15 外国人児童生徒の学力向上と日本語指導・JSL　佐藤郡衛（国際教育センター）

【午後の部　実践事例・交流】

●日本語指導の実際（授業紹介）

13:30 日本語初期指導の実際（授業紹介）

13:50 日本語教室での指導の実際（授業紹介）

14:10 質疑

14:30 休憩

●経験・職種別、コース研修

＊コース別に各自（参加者）の持ち寄った経験をもとに研修を行います。

14:45　　　　Ａコース（日本語指導初任者、経験３年以内の方対象）

日本語指導を効果的に進めるための授業の工夫（班別交流会）

Ｂコース（管理職、日本語指導経験４年以上の方対象）

日本語指導を踏まえた授業つくり、学校組織つくり（班別交流会）

16:15 全体会

16:45 閉会式