第3回 多文化共生フォーラム

「多文化共生社会における市民性教育カリキュラムを考える―高校を中心に―」

多文化共生フォーラムは、多文化化が急速に進行する日本の学校の現状に対し、「多文化共生」という課題を正面に据えて、教育における対応や今後のあり方について議論することを目的としています。今回は、「多文化共生社会における市民性教育カリキュラムを考える」をテーマに、特に、高等学校段階に焦点をあて、多文化共生社会において求められる市民的資質とは何か、かつそれを学校教育でどのように育成するのか、そのためにはどのようなカリキュラムの開発を行う必要があるのか、検討していきたいと思います。外国につながる生徒を含め、多様な背景をもつ生徒に対し、提供すべきリアルな市民性教育カリキュラムとはどのようなものなのか、ご参加の皆さまと一緒に考えていきたいと思っています。


■主催:東京学芸大学 国際教育センター
■日時:2012年2月18日(土)13:00~17:00
■場所:東京学芸大学(小金井キャンパス)S棟303教室 >>アクセス

プログラム
12:30 受付開始
13:00 - 13:10 開会の辞 金谷 憲(東京学芸大学国際教育センター長)
13:10 - 13:20 趣旨説明 見世 千賀子(東京学芸大学国際教育センター准教授)
13:20 - 13:50 「『現代社会』の授業における多文化共生教育の試み」
  山根 俊彦(神奈川県立横浜清陵総合高等学校教諭)
13:50 - 14:20 「都立小山台高校定時制課程1年生『市民科』のカリキュラムの提案」
  角田 仁(東京都立小山台高等学校主任教諭)
14:30 - 14:45 「高等学校における多文化共生教育の可能性ー2つの提案をうけてー」
  吉谷 武志(東京学芸大学国際教育センター教授)
14:45 - 15:00 休憩
15:00 - 16:45 パネルディスカッション
「多文化共生社会における市民性教育カリキュラムのあり方をめぐって」

【コーディネーター】佐藤 郡衛 (東京学芸大学理事・副学長)
【指定討論者】杉田 かおり(筑波大学人間系特任研究員)

「イギリスのシティズンシップ教育をふまえて」

【パネリスト】
山根 俊彦(神奈川県立横浜清陵総合高等学校)
角田 仁(東京都立小山台高等学校)
吉谷 武志(東京学芸大学国際教育センター)
16:45 - 17:00 まとめと閉会
*プログラムの内容は変更となることがあります。