第7回 国際教育センターフォーラム 【終了いたしました】
平成25年度 国際教育センターフォーラム
在籍学級での教科指導における外国人児童生徒支援
―その展望と教員の役割―
■日時 : 2014年3月1日(土) 13:00 ~ 16:30
■場所 :中野サンプラザ 7階 研修室10 ※会場の階が変更されました
■定員 :80名(お申し込み受付順)
■参加費:無料
■申込み・お問い合わせ先: 東京学芸大学国際教育センター 事務室
TEL. 042-329-7727 FAX 042-329-7722
メール c-event(@)u-gakugei.ac.jp ※(@)を@に置き換えてください。
■チラシ:http://crie.u-gakugei.ac.jp/04event/140301.pdf
【趣旨】
日本語を母語としない子どもたちへの教育が学校現場で「新たな課題」となって四半世紀、受入体制や初期の日本語指導については様々な取り組みがなされ、その共有も進んできました。一方で、こうした子どもたちの日本滞在は長期化の傾向を見せ、教科学習支援の重要性・緊急性が指摘されています。これまで、外国人児童生徒支援はその多くを「日本語担当教員」が担い、取り出しでの指導を行ってきました。しかし、すでに取り出しでの日本語指導が終了した子どもたち、また、日本生まれや幼少期来日で「日本語」の指導の対象とならなかった子どもたちを含め、外国人児童生徒が日本語母語話者とともに学ぶ学級での学習の在り方についても検討が必要であることは、外国人児童生徒教育関係者の意見の一致するところではないでしょうか。
今回のフォーラムは、「在籍学級での教科指導における外国人児童生徒支援」と題し、日本語母語話者と外国人児童生徒がともに学ぶ授業での支援を考えます。特に、実際に授業を作り、指導を展開する教員に焦点を当て、学級内の日本語力の差に配慮した授業を進めていくための工夫と課題を探っていきたいと思います。フォーラム前半は、共同研究プロジェクトの中間報告とし、メンバーによる在籍学級での教科指導実践をもとにお話しいたします。後半は、東京学芸大学の齋藤ひろみ先生をお招きし、「在籍学級での外国人児童生徒支援」についてコメントをいただくとともに、皆様とのディスカッションを通してどのようにして在籍学級での教科指導を進めていったらよいのか、在籍学級での教科指導を担当する教員をどのように支えることができるのかを考えていきたいと思っております。
ご関心をお持ちの皆様のご参加、お待ちしております。
【プログラム】
13:00 開会 司会 吉谷 武志(東京学芸大学国際教育センター)
13:00 開会挨拶 池田 榮一(東京学芸大学国際教育センター長)
13:05 趣旨説明「在籍学級での外国人児童生徒支援を考える」
菅原 雅枝(東京学芸大学国際教育センター)
13:25 事例報告①「教科指導における外国人生徒支援:高校国語科での授業づくり」
大沢 不二子(関東国際高等学校)
13:50 事例報告②「在籍学級での教科指導:日本語指導担当者と学級担任による二つの実践から」
大菅 佐妃子(京都市教育委員会)
14:15~14:25 休憩
14:25 事例から「誰にとっても「意味のある」授業にするために:主体的実践者としての教師へ」
南浦 涼介(山口大学教育学部)
14:45 コメント「在籍学級での学び合いを促す外国人児童生徒への支援」
コメンテーター:齋藤 ひろみ(東京学芸大学教育学部)
15:15~15:30 休憩
15:30~16:30 ディスカッション
齋藤 ひろみ(東京学芸大学教育学部)
大沢 不二子(関東国際高等学校)
大菅 佐妃子(京都市教育委員会)
南浦 涼介 (山口大学教育学部)
進行 菅原 雅枝 (東京学芸大学国際教育センター)
16:30 閉会