LGBT学校教育支援研修(終了いたしました)
第5回 LGBT学校教育支援研修
第5回国際教育センターLGBT(Q)教育・支援研修
学校のセクシュアル・マイノリティ教育,支援
―誰もがありのままの自分でいられる学校のために―
教職員を対象とする講座のご案内(無料)
各種の調査によると、LGBTQに属する人、子どもは、今日おおよそ5~7%いることが知られています。しかしながら、現在の学校や社会では、その存在を知り、理解し、学校や社会の構成員としてともに生きるにふさわしい環境が用意されているとは言えない状況にあるようです。とりわけ学校においては、児童生徒に当事者がいることが知られている場合であっても、教師はどのように対処し、受け入れ、周囲の子どもを含む学級や学校でどのように指導すれば良いのか、明確な方針を持てず、困難を抱えているのが現状です。
文部科学省も実態調査(「学校における性同一性障害にかかる対応に関する状況調査について」平成26年6月13日公表)を実施し、学校や教育の場におけるガイドラインを示し(「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」平成27年4月30日)、さらに、教職員に向けて「性同一性障害や性的志向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について(教職員向け)」(平成28年4月1日)を示し、この課題への対処を促しています。
本研修は、平成27年度より本センターで企画、実施している研修です。主として学校の教師や教育委員会関係者等を対象に、セクシュアル・マイノリティ(LGBTQ)の児童生徒、その保護者への学校における支援、教育、受け入れ等について、基礎知識の習得、学校、学級の環境作りの講義、当事者との出会い体験などを通じて、セクシュアル・マイノリティ(LGBTQ)に属する児童生徒が差別やいじめの対象とならないような学校作り(ユニバーサルデザインの学校づくり)に資することをめざしているものです。
参加ご希望の方は、以下の方法で事前にお申し込みください。
申し込み先:
お申し込みは当センター にメール(c-event@u-gakugei.ac.jp)にて、
イベント名、お名前、所属先、ご連絡先(アドレス)をご明記の上、お申込みください。
※本研修は、現職教師(教育委員会職員等を含む)を対象とする研修です。
※学生、一般の方のお申し込みにあたっては事前にご相談ください。
問い合わせ:国際教育センター 042-329-7717、又は7726
※誠に申し訳ございませんが、ご予約のない当日のご参加はご遠慮ください。
第5回 国際教育センターLGBT(Q)教育・支援研修
学校のセクシュアル・マイノリティ教育・支援
-誰もがありのままの自分でいられる学校のために-
主 催:東京学芸大学国際教育センター
後 援:八王子市教育委員会、小金井市教育委員会、国分寺市教育委員会
開催協力:共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ
支援全国ネットワーク(共生ネット)
日 時:2019年7月6日(土)9時30分~17時
場 所:東京学芸大学国際教育センター・合同棟大教室
【プログラム】
9:30 受け付け
9:50 開 会
総合司会 見世千賀子(国際教育センター 准教授)
開会挨拶 馬場哲生 (国際教育センター センター長)
研修内容紹介 吉谷武志 (国際教育センター 教授)
10:00 基礎講座1
10:00 ①学校におけるセクシュアル・マイノリティの現状 吉谷武志(国際教育センター)10:20 ②セクシュアル・マイノリティとは(LGBTQ理解のために) 原ミナ汰(共生ネット)
③学校で出会うセクシュアル・マイノリティ「問題」 大賀一樹(共生ネット)
11:40 ④グループワーク:こんな時どうする-良くある疑問に向き合ってみよう―
12:00 休 憩
13:00 基礎講座2
13:00 ⑤パネルトーク-LGBTQに関する疑問に答えよう!- 原ミナ汰(共生ネット)
大賀一樹(共生ネット)
吉谷武志(国際教育センター)
13:50 会場整備(休 憩)
14:00 グループワーク
14:00 ⑥Q&Aここがわからない-セクシュアル・マイノリティに関わる対話(外部講師)
セッション: 1)14:00~14:30 2)14:35~15:05 3) 15:10~15:40
15:40 休憩
15:50 ⑦ GW:こんな時どうする-良くある疑問に向き合ってみよう2―
16:20 交流・総括
17:00 閉 会
※定員50名。参加費無料