東京学芸大学附属中高数学教育研究会は、中等教育段階におけるよりよい数学教育を実現するために、また、中等教育段階における授業研究を追究・普及させていくために、研究活動を進めてきております。
本研究会では、数学を創り、使うプロセスを重視した授業の実現を目指しています。このような数学的プロセスの実現を目指すことは、次期学習指導要領においてより一層重視される「数学的活動」−いわゆる"グルグル"−の実現を目指すこと他なりません。一方で、そのプロセスを通して数学の資質・能力の質をいかに育成し,プロセス自体の質をいかに高めていくかが課題となっています。
本研究会では、これまでに5回の公開研究会を開催し、参加いただいた先生方から貴重なご意見をいただきました。2018年度も公開研究会を開催し、数学的プロセスの質を高める授業について、公開授業を通して皆様と一緒に議論していきたいと考えております。
|