実施内容

アンケート集計結果

参加者の感想


 第一日目(2004.12.25)

8:50 東京学芸大学(S310教室)集合。東京、神奈川および埼玉から中学、高校の生徒が30名集まりました。

9:10 5つ班に分かれ班員相互の自己紹介です。知らない学校から来た、初めて会う参加者同士ですが、それぞれの班を担当する学芸大院生学生がリードする中、班員間の会話も最初はポツリポツリとしていたものが、だんだんうち解けて話をするようになってきました。

9:30 川と珪藻について真山先生の講義が始まりました。パワーポイントを使った授業は、中学、高校ではまだ珍しいようで、参加者は真剣な眼差しで話を聞いていました。

10:00 休憩

10:10 シミュレーションソフト「SimRiver」を使っての実習が始まりました。最初、全体への説明があった後、各班に分かれて、自分たちが作りたい川の話し合いをし、それに基づきコンピュータで川流域の町を作ります。そして、コンピュータ内で珪藻の採集です。モニター上に作られる顕微鏡プレパラート像を一喜一憂した後は、それを使って水質判定です。結果を班員で確認した後、その川の環境を変化させて、もう一回シミュレーション。水質判定後、班内でまとめをしました。

12:00 昼食

12:50 貸し切りバスに乗り、多摩川に向けて出発です。車中では午前中の実習の結果を班ごとに発表しました。それぞれ、どんな流域環境を作ったら、どんな水質の川になったか、珪藻からわかった結果を報告しました。またビデオを使って、珪藻の採集の仕方を予習しました。

13:30 多摩川の是政橋に到着です。広々とした河原へLet' go! 班ごとにわかれ、大学生・院生が川の中から採ってくれた石の表面を歯ブラシでこすって、珪藻の採集です。茶色の液からどんな珪藻が出てくるのか、みんな興味津々です。

14:00 再びバスで大学へ戻ります。バスの中ではマイクを使って一人一人が自己紹介を兼ねメッセージを言いました。最初の内は言葉も少なかったのですが、後になればなるほどいろいろな話が飛び出し、バス中に何回も笑が起きました。

14:50 生物学第7実験室で珪藻の処理実験です。薬品を使って採集試料から有機物を取り除きます。手回し遠心分離器で沈殿を得る作業は、ちょっと疲れますが、やる気満々の参加者は一所懸命にハンドルを回しました。その後、得られた沈殿試料から珪藻プレパラートを作ります。プルーラックスという樹脂を使って、永久プレパラートを作りました。

16:20 今日はこれでおしまい。明日の観察が楽しみです。


2日目へ進む

実施内容

アンケート集計結果

参加者の感想