1.2 ヒューマンインタフェースと「人の原理」

(1)名機と名人のヒューマンファクタ

         機械                                  人
   ・威力がある                         ・機械のことをよく知る              
   ・正しく使えば安全            ←     ・上手に使えるまで訓練する
   ・使いやすいようにしてある
   ・訓練が必要 

(2)マンマシンシステム

  
        機械の立場                           人の立場
    ・機械と人間は一体化なので、         人のやるべき仕事はきちんとする
      人にはうっかりして欲しくない。
    ・機械の弱点は人に頼む

<例>  1人の人がいろいろな機械を扱い、機械にあわせた操作を行う
                              ↓   ↓    ↓
                      共通性、一貫性の操作が必要
(3)ヒューマンインタフェース
  • 物の原理 → 物理、科学、数学


  • 人の原理
→ 生き物の原理 ( 感覚、知覚、健康、環境 )
→ 心の原理 ( 好み、意欲、満足、知識、経験 )
→ 文化の原理 ( 生活、言語、身振り )
→ 社会の原理 ( 小種大量生産から多種個別生産へデマンド化 )

※ ヒューマンインタフェ−ス → 人の生理、心理、生活、文化に整合するよ うなインタフェース

<例> 自動改札ゲート など
    
           機械の立場                      人の立場
      ・おじけずに使用する             ・使っているうちに分かってくる       
      ・人は十人十色                   ・いつのまにか止められない
      ・人は必ず間違いをする           ・人と付き合うような感じで、いろ             
                                         いろなことができるか。