2 ユーザインタフェースの歴史

  • 計算機の歴史
1945年 ENIACコンピュータが考案
1949年 EDSAC(ストアードプログラミング方式)
↓ ↓ バッチ処理 アセンブラ
TSS(Time Shaaring System)方式
時分割 ← 時間を細かく分割して処理する方法

個人所有パソコン (MS/DOS)
+ ネットワーク
+ マルチユーザ、マルチタスク
↓ ↓
ワークステーション(Work Staition)

  • Xerox PAROC
「人間にとってコンピュータはどうあるべきか」
「人間とコンピュータのコミュニケーションはどうすべきか」

目標
“インフォメーションアーキテクチャ”→ 未来のオフィスシステムの実現

1973年 世界初のWS(マウス、キーボード、オーバーラップウインドウ、メニューを持っていた)

  • 基本原理
直接操作 → ディスプレイを画面と見なす
WYSIWYG → ( What you see is what you get )
Alan KeyのDyanabook構想
→ 誰もが簡単に使用でき、持ち運べる夢のコンピュータ
→ Object指向的な考え方
→ Smalltalk

PCの誕生
1975年 アルテアキット (Intel 8080)
1977年 Apple−U (モトローラ 6502 ←CPU)
1981年 IBM PC → 標準化

Machintoshの登場

<歴史>
1979年 考案 (Jobs)
1983年 Lisaの開発
→ Mac

  • ユーザインタフェース
→ デスクトップの直接操作(ごみ箱、フォルダ、メニューバー、マウスクリック、など)
→ アイコン操作+メニュー操作によるオペレーション

  • OSとリソース
インタフェースを確定
→ UI (User Interface)
→ API(Application Program Interface)


@ ガイドライン 、A ツールボックス、B リソースの3つの機構を用意

@ ガイドライン
ヒューマンインタフェースの哲学であり、デスクトップインターフェスの
構成要素(メニュー)、スタイル、振る舞いを定める。
      <原則> 
            1 実世界のもの       5 WYSIWYG 
            2 直接操作           6 安定性
            3 見えるもの         7 ミスからの回復操作
            4 一貫性             8 対話的
                                              など
A ツールボックス
グラフィックの描画、メニューウインドウ、フォント、管理などのような ユーザインタフェースの構成要素を提供

B リソース
プログラムを構成する材料、部品、メニュー、メッセージのテキスト
→ 表示の互換性、標準化