分析回帰から線型を選択する.

▼予測したい変数を従属変数に、予測の元になる変数を独立変数に指定する.ここでは、教員数から不登校を予測する.

▼赤字が係数、青字が定数で、以下のような回帰式になる.この回帰式から数値を当てはめて予測値を求めればよい.たとえば、教員数を400人にしたときに予測される不登校を求めるには、以下のように、教員数400を当てはめ不登校を計算すればよい.

▼次に、偏回帰係数の検定を行なう.この回帰式では、教員数の係数から不登校を予測した.この教員数有意確率 0.05以下であることから5%水準で有意となり、不登校を予測するために教員数の係数は意味があると結論できる.もし、有意確率が 0.05以上であれば、5%水準で有意ではなく、不登校を予測するために無意味な係数となり、不登校を予測するためにこの回帰式は使えないと結論される.