研究内容
研究対象は、地球温暖化問題、オゾン層破壊、酸性雨などの大気環境問題です。これらの大気環境問題がどのようにして起こるのかメカニズムを解明することを目的しています。
物理化学、レーザー分光学、赤外分光学、化学反応速度論などの知識をバックグランドにして、自作のレーザー分光装置(時間分解型キャビティーリングダウン分光法)や長光路ガスセルFTIR分光計などの装置を駆使して、大気環境問題の研究を行っています。
具体的な内容1.キャビティーリングダウン分光法(Cavity Ring-Down Spectroscopy, CRD分光法、CRDS)を用いた大気化学反応の測定Cavity Ring-Down 分光法による大気中のNO3ラジカルの反応に関する研究(pdf)
2.長光路ガスセルFTIRスモックチャンバーを用いた相対速度法による反応測定 (pdf ←内容を充実させたファイルに更新しました)
3.微量ガス検出装置の開発 (pdf←ファイル内の所属等は古いままです)
実験装置の写真時間分解型キャビティーリングダウン分光法装置長光路ガスセルFTIR分光計ガスハンドリングライン