Tallin, Estonia
とりあえず写真だけUPと思い。。。
3月初旬、エストニアの首都タリンで北欧教育学会があり、出席してきました。街の中心から歩いていける範囲にオールド・タウンがあり、中世の城壁などが残っていて、たいへん雰囲気のある街でした。オールドタウンは左記の城壁で囲まれています。すっかり観光地化していますが、街歩きは楽しかったです。地元の人の買い物スポットにもなっているようです。私は、ストックホルムのガムラスタンより落ち着く感じがしました。フィンランド・ヘルシンキから船で、日帰りで十分、遊び・買い物に行ける距離です。
直前に、インターネットで旅行情報を検索かけましたが、旧ソ連から独立後、この10年ほどで急速に変化を遂げているらしく、少し前の情報でもだいぶん違う印象でした。暖房が突然止まるということもまずなくなったようですし、ホテルも快適でした。ただ、水道水は、多少鉄くさかったですし、蛇口にタオルを巻き付けると(鉄分で)ちょっと茶色くなるくらいでしたが。観光シーズンの夏は、スリなども多くなるらしいんですけど、まだ雪の降る3月、おっとり何の警戒心もなく過ごせました。
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展望台から見渡したオールド・タウン。 |
オールドタウンの入り口。 | ![]() |
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もう一つ、はっきりしない写真ですね。煉瓦や石造りの建物、狭い路地、路地を渡す橋のような屋根(トンネルのような感じです)。。。 タリンでは、家に入るような入り口が通路になっていて、裏通りに通り抜けられたり、中庭みたいになっていて、そこにあらたなお店が構えられていたりして、地図を読み慣れるのにちょっと時間がかかりました。通りの名前が必ず表示されているので、迷うことはないですけれど。 |
薬屋さんの看板。蛇が、ワイングラスにまとわりついている図柄。 | ![]() |
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Kiek in de Kok(台所のぞきの塔)。 |
半日観光をするとすれば、タリン・カードの24時間カード(206EEK)を買って、バス・ツアーに乗るのがお薦め(ツアー代200EEKが、タリンカード利用で無料。これだけで十分元が取れるってもんです)。郊外にある教会跡地とか、住宅地とかを案内してくれるので、短期の観光の場合、満足度が高いです。オールドタウンも、ガイドさんが一緒に回ってくれて、いくつか名所の建物(の中)も解説してくれます。このガイドさん、フィンランド語と英語を交互に、ほとんど休む間もなく一心不乱にしゃべりたおしてくれます。なので、気をつけて聞いていないと、「え、いつの間に英語の説明になってたの!?」ってことになります。どうしても多少は、フィンランド語っぽく聞こえてしまう英語なので。ちなみに、エストニア語とフィンランド語はとても似通っていて、互いにそれぞれの言葉で話しても、通訳なく理解し合えるのだそうです。
おみやげ物として、一つお薦めするとすれば、革細工の額絵を挙げたいと思います。自分用にもほしかったな。。。あと、欲しかったものといえば、民族衣装に使われるカラフルなボーダーのウールの織布。すごく欲しかったけれど、3mで、日本円にして1万円強。ううううむ。「何に使うのだ!?(地元ではスカートなんですけどね)」と悩みに悩んで、滞在中、何回も店に足を運んで(すっかり顔見知り)、結局、その端切れを使ったポシェットで我慢しました。毛糸のセーターも、世話になっている人のお子さんに買いたかったんだけれど、目当てのお店は冬季休業。。(T_T)