Torsdag den 28 februari
今週は2日連続で、青少年施設の見学。ちんぷんかんぷんのスウェーデン語に疲れ果てる。通訳を雇うという方法もあるものの、(施設職員だけでなく)来館者と同席する場には不向きなため、通訳なしで、さまざまに(はかない)努力をしている。。。
明日は金曜日!スウェーデンにきてから初めて、After Workの提案メールが回る。After
Workというのは、金曜日の仕事を終えた後、同僚たちで、ちょっと一杯しにでかける、というようなことらしい。ビュッフェ形式の食事付き(無料サービスだったりするところもあるらしい)でビールや軽いお酒を飲みながら楽しい時間を過ごす、というもので、研究室をシェアしている院生さんによると、「スウェーデンの習慣なのよ」という説明。・・・のわりには、6ヶ月もいるのに初めての機会だけど。。
昨日は、こちらで知り合った日本人の友人のスウェーデン最後の夜。大学休学中の彼女は、日本に戻って春から復学の予定(卒論、しっかりね〜)。彼女には、スウェーデン語でメールをやりとりしたり、ずいぶん助けてもらったし、1ヶ月に1度くらいの頻度で会ってたかな、そのたびごと、気が付くと何時間も経ってた、というような感じのつきあい。お互い、たわいないおしゃべりに飢えてたのかな、と思う。昨日も、15時半にうちで会って、途中リンドグレンのビデオ見たり、ご飯食べにでたりしながら、彼女が帰っていったのは23時過ぎ。こちらで知り合った日本人の友人(知り合いと言うよりは、やっぱ友人かなぁ)が日本に帰っていくのはこれで2人め。やっぱりさびしいもの。・・・あ、こういうふうに、なんだかんだと、日本人同士の友だちの輪は広がっていってしまうのだ。。。言葉の問題だけでなくて、生活情報の交換とか、日本人同士だと陥りやすい失敗とかニーズに共通点も多いからかなぁ。
来週はエストニア出張だ!教育学の国際学会に出席(発表などはなし。聞くだけ。)・・・・・・しかし、海外出張という緊張感がまったく伴わない。街なかで、英語もあまり通じないと聞いたんだけれど。
So:ndag den 24 februari
今日はメールの返事を書いたり、たまった資料の整理をしたり、名刺をつくったり、掃除や片づけをしたりして一日暮れていった。名刺は、日本人の名前を覚えてもらうのは難しいし、帰国後も連絡とったりできるようにと思い、日本とスウェーデンの連絡先を併記して、インタビューに伺ったところや知り合った研究者に渡すようにしているものです。名刺交換は日本だけの習慣、ってよく言われていると思いますけど、こちらでも、大学や官公庁関係の人は名刺持っていて渡してくれます。こっちが出すからかしら。(話はそれますが、こちらの人、結構、自宅で靴を脱いで生活してます。私には、これ、すごーーく意外でした。といって、スリッパはあまり履かないみたいです。)
で、ふと気づくと、今日は父の誕生日。日本では「今日」はもう過ぎてしまった。・・・ごめんなさい、お父さん。薄情な娘で。ここで懺悔します。・・・ここ数年ずっと、実家の家族への贈り物は妹頼み。まめな彼女に甘えっぱなし。今回もプレゼントだけはすでに届いている。。あわてて誕生日のお祝いカード(メール)を送る。
(携帯を買う前は)こちらから電話をかけるのは不便だったので、実家には安い国際電話に加入してもらって、向こうからかけてもらうようにしています(が、かかってきたのはこの半年でほんの2,3回)。あ、もちろん大阪のmin
sa:rboにも。(かまわず会社名を出しますけど)私たちは、T1-コミュニケーションズを使っていて、時間帯問わず、一分二十数円。夕べはつながらなかったと言われるし、少し前は数分おきに切れてしまうなど、まあ、不都合もちょいちょいありますが、この安さには代え難い。あんまり金銭的負担が大きくなく、心おきなく電話できるので。。国内遠距離通話料金並みでしょう?
ちなみに、スウェーデンでは電話を受けるときに、ファーストネームか電話番号を言います。スウェーデン語テキストには、フルネームで答えるように書いてあったり、「Hos
familjen Nakazawa(直訳すると中澤(家族)宅です、かな)」とあったりしますが。そういえば、最初の頃(まあ今も状態は余り変わってないけれど)、問い合わせのために店舗やら官公庁やらに電話をかけて、「○○の用件なら一番を、△△の用件なら2番を、、、押してください」とか、「ただいま通話中ですので、しばらくお待ちください」などという自動メッセージが流れてきて、むちゃ焦る、という経験をよくしました。「頼むから英語で言ってくれ〜。せめてもうちょっとゆっくりしゃべって〜」って感じですね。「しばらくお待ちください」って言われた後、無音状態、というのがこちらの通例ですし。受付から電話を回してもらっているときもたいてい無音なので、ちゃんと転送されているのかすごく不安になります。それも、数分以上待たされることがよくありますし。大学事務やサービス業の受付とかもそうですが、telefontid(電話受付時間帯)というのがかなりrigidで、平日10時から12時まで、とか、何曜日と何曜日の何時から何時までとか、日本のサービスに慣れていると相当不便に感じます。。
<今日の夕食>カレー、キュウリのぬか漬け(!)、ごまだれドレッシングの白菜。カレーは、一週間分くらい大量にできてしまった(-_-;)。誰か呼ぶかな。。こっちでは、白菜は生でサラダで食されてます。ほんとうは、お煮物したかったんだけれど、しょうゆが切れてしまっていたのです。。
Lo:rdag den 23 februari
昨晩、ネット検索していて、カロリンスカ在住の研究者のサイトを見つけました。複数の留学経験者にひきつがれてきた留学準備・スウェーデン(ストックホルム)生活情報が掲載されていて、感動。・・・これを1年前に知りたかった。。。いろんな方のHPを拝見すると自分のHPの行き当たりばったり度が際だって、恥ずかしくなるのですが、きっとこのまま、、ですね。
今日は午前中、洗濯して昼食をとった後、街へお買い物♪(って、街中に住んでるんですけどね〜)。インタビュー録音用のテープの買い出しついでに(ってどっちがついでだろ)、CD
REA(バーゲン)が間もなく終わるので、スウェーデンものを試し買いに。知り合いに聞いたら、Monica
Zetterlundを薦められたので、買ってみました。それに、「アストリッドの世界(映画のテーマ曲と想像)」、「Absolute
Svenskt」、ついでにROXETTE。私は、アバ、Meja、Cardigansくらいしか知らなかったんですけど、「ROXETTEも人気あるでしょう?」と訊かれて。CD
REAといっても、全部が値下げになるわけでなくて、特設コーナーができるだけですが。Bengansという店に(AstridのCDを求めてわざわざ)出かけたら、ビデオのバーゲン・コーナーもあって、ついついAstrid作品2本買ってしまう。。そんなファンでもないんですけど。
夜、気がついたら、テレビの3チャンネル、5チャンネルが映らなくなっている。。。beho:riighet
saknas(qualification is missed、かな)というメッセージがでてくるから、私の前の入居者がしていた契約期間が終了したんでしょう、きっと。スウェーデンのテレビチャンネルは、日本風に言い換えると、1チャンネルがNHK総合、2チャンネルがNHK教育(地域版、サーミ語のニュース番組とかある)に該当して、無料で見られます(ん?NHK受信料に当たるものはないと思います)。これに加えて、CMが挿入される4チャンネルも無料です。しかし、3と5チャンネルは、有料。来たときから3と5が映っていたので、アパートの契約に入っているのかと思っていたら、どうやら違ったようです。今は、BBCも見られるけれど、これも契約切れが来てしまうのかしら。。。
<今日の食事>夕食はスパゲッティ・ジェノベーゼにサラダ。肉けがないので、合い挽きのそぼろをサラダにかける(頂きものの豆腐で麻婆豆腐作ったときの余り肉で、そぼろをつくった)。・・・実は、昼食も同じメニュー。。あるときふと、このパスタソース(瓶入り)にはまってしまい、以来、1月に1瓶くらいのペースであけてしまっています。う、「ばっかり食」になっちゃってる。。。普段の夕食は、ご飯炊いてるんですよ〜(誰に言い訳してるんだか)。
食べ物ではまっているといえば、KEXのチョコレート。ウェハースになっていて、1枚55gのをおやつにぺろっと。。いかんなぁ。。
Onsdag den 20 februari
<BOKREAと電子辞書>
もうすぐBOKREAが始まります。書籍のバーゲン、といえばいいでしょうか。全部が全部、安くなるわけではないようで、AkademibokhandelnやWettergrensといったチェーン店では事前にカタログが用意されています。私は、最近水彩画の教室に通い始めたので、関連の本を買いたいと思っています。あと、スウェーデン語辞書。それに、スウェーデンの料理本に、スウェーデンの歌の本(子ども向け)。。。BOKREAの初日は、真夜中0時から2時まで特別に夜間営業されるみたいです(書店によって時間帯は多少違いますが)。1週間以上前から、店頭の書棚はすでにがらがらです。下見しようと思ったら、該当の本がない。。。なぜ。。。?無事目当ての本を手に入れられるのか、少々不安ですが、今から楽しみでもあります。書籍の売り上げが激減しているとかの理由で、年初に書籍のmoms(消費税)が15%から6%に下げられていることもあって、購買意欲がそそられます。こちらでは、通常の店頭でも、学生割引のある本があったり、書店によっては児童図書は20%引きだったりするんですけど、本は概して高い印象を受けますから、消費税減税は朗報です。
そういえば、私はこちらで研究資料としてティーン雑誌を購入し始めたのですが、週刊誌とか、こういう雑誌は書店で扱ってないみたいです。Pressbyr(a)nとかKiosk、スーパーとかで売ってます。。先日、割引・送付特典につられて、6号分先行予約を申し込んでしまいました。大学宛に送ってもらうんですけど(*^_^*)。化粧品がおまけとして付いている雑誌なんかもあります。なかなか興味深いです。
辞書といえば、電子辞書。スウェーデン語を習っていると、たいてい、日瑞・瑞日辞書に不満を持つようになると思います。それで、英瑞・瑞英辞書を購入する人も結構いるようですが、さらに、電子辞書を探し求める人たちも少なからず(私も含めて)。IT先進国といわれているスウェーデンだし、それくらい当然あるだろうと期待すると、これが間違い。ないんですよ。先日、スウェーデン人の友人が「Chieの持っているのと同じようなの、あるよ〜」というので、カタログを見せてもらったのですが、日本でいうところの「○カ国語・海外旅行用会話集」みたいなものでした(T_T)。知っている人は知ってるんだぁ、なんて期待したのに。。残念でした。
Tisdag den 19 februari
やっぱり毎日、日記をつけるというふうにはいかないですね。
先週土曜日、ひょんなことで、60歳代の日本人女性と知り合いました。彼女は、30数年前に、スウェーデン人と結婚して以降、ずっとこちらで生活しているのだそう。でも!スウェーデン語がいっさいできないとのこと。。。英語も、どうやら心許ないらしい。・・・こういう人もいらっしゃるのですね。お子さんは3人いらして、すでに皆成人し独立していらっしゃるそうですが、学校のことなど、どうなさっていたのでしょう。。配偶者は船乗りで、2ヶ月不在、2ヶ月在宅、というローテーションの仕事らしいので、不在中、(私からすると)ずいぶん心細い生活を送っておられたのでは、、、などと想像を巡らしたりなどして。
彼女は、三食和食が食べたい人らしく、お金はほとんど日本食に消えているとの話。お子さんのひとりが日本にいて、時々日本食を送ってくれるという話にいたって、私は「!!」。
「食品は送ったらいけないことになってませんか?」
「何言ってんのよ〜。私なんて10年来送ってもらってるわよ」
「え〜っ」
そういえば、スウェーデン語のクラスで知り合った日本人も、実家から食べ物送ってもらってたな。。。私のように、わざわざ問い合わせて(郵便局に電話かけた後、問い合わせ先をたらい回しにされたので、何処に確認したのかさえ実はわかっていないんですけど。。)、規定を真に受けている人っていないわけ!? どなたかご存じの方、事情を教えてください。
Sondag den 17 februari
1ヶ月ぶりくらいに更新しています。サイトの構成を変えればいいんですけど、ずぼらにも、新たなコーナーにしてしまいました。まとまった内容を書き込めるかどうかちょっと自信がないので、日記・雑記コーナーということで。
Onsdag den 6 februari
とうとう、携帯電話を購入しました。滞在期間も半分を過ぎてから。。。私のlagenhet(アパート・マンションの部屋)には、市内だけかけられる大学の内線電話がついているのですが(受信はどこからでもOK)、知り合いの携帯電話にもかけられないし、当然国際電話もかけられないし、使用頻度は少ないにしろ不便だったんです。これまでは、大学の研究室からかけるか(国際電話は×)、近くの公衆電話で、テレフォンカードかクレジットカードを使ってかけるかしていました。
こちらで知り合った日本人から聞いて、短期滞在でも持てる携帯電話があることはずいぶん前から知っていましたが、不便だけれど使用頻度も少ないしいいか、と思っていました。それが最近、費用頻度も少ないけど不便だから、というふうに気持ちが変わり、インターネットやら新聞広告やらで情報を集めた結果、購入するにいたりました。日本からわざわざ国際電話をかけてくれた友だちの電話を、家にいなかったために受けられなかったのも、一つのきっかけになりました。
機種はSIEMENS A35。med Kontantkort タイプ(英語にはCash cardと訳されています。日本で言うプリペード式の携帯電話)です。ベースになるStartpaketのチップ付きで、695SEK。これに、なぜか成り行きのサービスで、100SEK分のkontantkortが付きました(笑)。プリペード式でない「普通」の携帯電話は、12ヶ月とか24ヶ月とかの契約期間が指定されているため(abonnemang制=subscription)、それより短期の滞在者には不向きと売ってくれません。どちらのタイプの携帯電話でも、NOKIAがダントツの人気を誇っているようで、私もウィンドウ・ディスプレイの実物を見ているとNOKIAとかEricssonのがいいなぁと惹かれましたが思いとどまりました。一番安いのにすると固く決めていたので。Kontantkortのタイプ(電話会社?)は、TeliaとComviQ(私のは後者)とあと何か1,2、あるようです。日本人の知り合いは、ひとりはSonyで990SEK、もうひとりはMotorolaで890SEKで買ったと言っていました。いずれも、一番安い価格帯に入ると思います(1SEK=12.6円くらい。2002-02-17)。
電話料金は、7時から19時までは1分5.50SEK、それ以外と土・日・祝は1分0.55SEKか2.00SEK(相手の電話会社によるらしい)、これに加えて、電話をかけるたびに0.40SEKがかかります(税込み)。ショート・メールは別料金ですが、つかっていないので頭に入ってません。日本では使えませんが、同じGMS方式のヨーロッパでは使えます。ただ、ローミングサービス料金が別途発生するので、(スウェーデンに)帰国後料金を支払うことになるそうで、なんだか複雑でよくは理解できていません。電話番号は新規になるけど、滞在国のチップをあらたに購入する方が便利だよ、とお店の人にはアドバイスされました。
もう数年くらいしたら、日本の携帯電話も、不便なく海外で使えるようになるのかもしれませんが。。