Tisdag den 28 maj
  大学にゆっくりめに出校。大学で会う人会う人、昨日のセミナーの出席者なもんで、やっぱり話の続きになる。来なかった人も、「昨日はどうだったのー?」って聞いてくれるから、やっぱり昨日の話。結局、お昼ご飯の時も続けて2時間くらいかなー、話してた勘定だ。はっはっは。で、分かったのは、ポイントを聞き損ねていた質問がいったいどういう文脈だったのか、ということだ。「えー、全然聞き取れてない!?」ってショックだったんだけど、「いいのいいの、気にしないの、スウェーデン語のセミナーの時でも、私たちも意味のとれないことが多い人なの」。・・・はぁ、さようでしたか。
  でも今日はこれといったこと、何も手につかず。で、明日からは、妹がやってきてオスロ→ベルゲンの旅なのだぁ(*^_^*)これは言っても今更なんだけど、スウェーデン人って、Midsommarafton(夏至祭、6月21日)のころから夏休みに入っちゃうので、6月中旬くらいから仕事じまいって感じで、人に会ったりするのに不向きなわけで、、、最後にいろんな人に会って話を聞いておこうという計画はいったいどうなるのか!?。最後は尻すぼみってことになりそうな気配だ。なにより、所属機関に夏休み前最後まで出校するのはこの私!?、って事態になりそうだもんな。やっぱりスウェーデン、休み多いよ。


Ma。ndag den 27 maj
  やった〜!終わった〜!なにがって、、Seminarでのpresentationが!ProfessorのUllaが担当しているセミナーで、「Chieも自分の研究プロジェクトの発表しない?」ともちかけられ、受けたんだけれども、何を話したらいいんだか、データも持ってきてないし、困ったなぁ〜って当日までじたばたしてたのだ。2時間も持ち時間があるよ〜。。。てなわけで。。。出来はまあ、、、私の英語力ではあんなものでしょ。とてもほめられたものではなかったけど、解放感にあふれている、ただいま18時半。今日はともかく寝るぞ。しかしまあ、あと1ヶ月あるけど、気分は「全て終了」だ。Anyway やっほー♪
  


Fredag den 25 maj
  めまぐるしい1週間だ。今日は、Farewell heteronormativityという学会?の中日で、今晩は(日本の学会風に言うと)懇親会だった。Club Gaydarで。21時開場で、21時半からお料理が出て、気が付いたら音楽がガンガンになってダンスパーティ(今時はディスコって言わないのかな)タイムに入っていた。いやー、教授やら誰やら、みな踊りまくってたよ〜。だめだ〜私は。自意識がじゃまをして。。。んで、0時半すぎから、Drag queen performanceが始まる(あ、Finnishの研究者に、「日本のタカラヅカは、Drag queenでしょ?」って聞かれた。そうか、そういう視点もあったか、なるほど)。終わったのが1時半すぎ。再びダンスタイムに入ったので帰ってきたところ。明日9時半からまたセッションがあるのに、いいのか、みんな!そんな夜更かししてて!!
  昨日は昨日で、第1日目で、シンポジウムがあったのだけれど、そこから、receptionの会場(ヨテボリの市庁舎ホール!)まで、Rainbow flagsを手に手にはためかせて参加者約300名が歩いた。ほとんどパレード、疑似デモンストレーション。「警察につかまんないようにしなくちゃね〜(スウェーデンでは、デモは警察に要届け出らしい)」「そんときは、そこらの石を投げなくっちゃ!(警察がデモの学生に発砲した事件があって結構大きな問題になっている)」なんていう軽口を聞きながら。。市庁舎でのreceptionでは、市長(女性だった)が挨拶をしたんだけれど、その後、主催者がにこやかにGay, Lesbian & Queersのシンボルrainbow flagを彼女に渡していた。ひそかに、しかしなかなか意図的なんだなぁ。
  なかなか刺激的な晩だったのでなかなか寝付けなさそう。。。困ったぞ。しかしこのへんで、おやすみなさーい。


Fredag den 17 maj
  今日で、Grundskolanの見学が終わり。ちょっと寂しい。。自分の中学生の頃を思い出したり、日本の中学生を想像したり。しかし、頭に描く中学生の姿が、どうも直接経験じゃないな、ということに気づく。日本に帰ったら学校見学申し込まなくては。
  最後だったので、記念にと思って、手元にあった千代紙を配る。男の子たちはいらないんじゃないかな、って思ったんだけど、これは先入観、私のジェンダーバイアスだった。ほんの5センチ四方の紙きれ1枚だったけれど、「これなに?」って興味を持ってくれて、ちゃんと持って帰ってくれた。
  こういうとき、スウェーデン語、もうちょっとできたらなぁ、、、と悔やんでしまう。英語でも同じことなんだけど。


Torsdag den 16 maj
 今日の午前中、美容院に行って、髪を切ってもらう。専門学校の実習生がいて、彼女が担当すると半額といわれ、そうする。・・・が激しく後悔。散髪のテクニックの一つに、はさみをカミソリのように使うやり方があるけれど、彼女がすると、髪の毛をやたら引っ張って痛い。むちゃくちゃ痛い。肩に力を入れて耐えるが、涙が出た(笑)。はさみがよく切れないのか!?まだ下手なのか!?頭皮が赤くなっちゃってるよ(>_<)。たしかに短くKortare(shorter)といったけど、Very short。。。。ま、それはご愛敬。午後、鏡で自分の姿をみて大ショック。白髪が大増殖してる。。。。。。先月来た友人にも指摘されたな、そういえば。そのときは、「しばらく会ってないからだよー」と本気にしていなかったんだな、これが。。。君は正しかったよ。


Tisdag den 14 maj
 今週は、Grundskolan(基礎学校)の8年生対象のKa:rlek vecka(英語でlove weekと言われる。性教育特別週間てところ)におじゃましている。日本の中学2年生相当で、4クラス中の1クラスにずっと混ぜてもらっている。なかに、「隣においでよ、そしたら今何をやってるか、英語で説明してあげられるから」と言ってくれる女子とか、「日本では、どんな音楽が流行ってるの?」って聞いてくる男子とか、Ka:rlek middagen(この説明は難しいぞ、愛の会食、なんのこっちゃ)のための展示物作成時に「日本語でloveってどう書くの?」とかって聞いてくる女子と、それをみて「日本語はとても美しいと思う」といって、私が下書きした紙を持って帰った女子とか、いて。こうやって素直に関心を示してもらえることに(こちらも素直に)感激している。とても嬉しい。私がスウェーデンで飢えているのって、こういう日常の些細な、しかし情緒の伴うやりとりなのかな、やっぱり。
 漢字については、中学生に限らず、かなりアーティスティックに受け止められているもよう。私はクレジットカードの署名を漢字でするけれど(海外では不正使用防止に有効と聞いたことがあったので)、こっちの人の反応をみるのが楽しかったりなどする。エキゾチックってことなのかもしれないけれど。


So:ndag den 12 maj
 金曜日の晩、久しぶりに同じFlat住人のパーティー騒音に悩まされる。私の住んでいるFlatは、コの字形になっていて、中庭を挟んだ向かいは学生寮になっている。この1階の住人がパーティ大好きみたいで、金曜日とか土曜日の夜の騒音には、ずーっっっっと悩まされてきた。初めの頃は、夜中の3時とかまで大音量の音楽が流れてきて(マイクも使ってるような気がする)、地下にライブ会場とかあるのかと思ったくらい。熱気がこもるからか、窓開けてるんだなぁ。。。大学の担当の人に苦情を言ってみたりしたのだけれど、どうやら私のいるpartと、学生寮のpartでは担当者・契約が違うらしく、同情はしてくれたけど解決にはならなかった。いろんな人に相談してみると、スウェーデンの学生のお楽しみは週末のパーティ!ということにつきるらしいことがわかる。上から恨めしげに眺めてみると、ダンスパーティらしくて踊っているのが見える。。秋口は結構毎週くらいの頻度だったので、イライラ度が増し、部屋に直接苦情を伝えに行こうかと思っていたところ、12時過ぎたらボリュームをさげてくれるようになった(誰か他の人が苦情を言ったのか、大学の担当の人がとりなしてくれたのか。。)。これが最近までのこと。またイライラ再開か!?かれらは、きっと、もうすぐ夏休みで開放気分なのだろうなぁ。。
 金曜日は、タンバリンは鳴らすは、中庭で数人が大騒ぎ。「勘弁してくれ、私は寝たいの!」と、1時間近になって意を決して、3階の窓を開け、「Hej 」と呼びかけて「部屋の中でしゃべってくれない?それに、もう夜中なんだから、音楽のボリューム下げて!」と言った(つもり)ら、「もう10分もしたら帰るから」との返事。まあよしかとベッドに戻って、なんとか音も静まったものの、クレームをつけるのに緊張してしばらく眠れなかった。。。なんてお馬鹿な私。。
 こちらで知り合った日本人留学生の週末なんかを聞いても、ほんとによくパーティしてるみたい。前にどこかで書いた気がするけど、あるときふと通りすがった、20人くらいのパーティをやってた別の部屋では、ドアを閉めてなかったので、わいわいがやがや(このときは音楽なし)が廊下中に響きわたっていた。。。いずこもこんな感じなのかなぁ。。
 それで思い出した、日本人留学生たちから聞いた話。彼女たちがパーティをするのでICA(スーパー)で買い出しをしていたら、日本人の会社員にばったり遭遇。なんでも、2週間程度の出張で来ている女性2人、男性1人のやや若めのご一行だったらしい。日本人に会ったことをやけに喜んでくれて、予算が少なくて何を買うか侃々諤々の留学生たちに「だったらカンパしてあげる〜」といって、お金をくれたらしい。日本円にして約1万円。・・・どういうこっちゃ、それは。・・・最初に女性の1人が、「どれくらいあればいい?」といって、200SEKくれようとしたので、彼女(留学生)たちが「それは多すぎる!」と断ったら「じゃ、100SEKね」。次の女性が何を聞き損じたのか、「200ね」といってとっとと200渡したものだから、最初の女性もあわてて、「じゃあ私も」といってもう一度100を追加。・・・「じゃあ」って何なのだ?・・・とどめに男性会社員は「じゃあ、俺は男だから、500」。・・・男だから500!???・・・もう完全に私の理解とtoleranceを超えていた。そういうお金をもらう君たちも君たちだよ!(ちなみに、100SEKは千円札、500SEKは5000円札くらいの1枚紙幣)・・・でもだからって、電話番号やメルアド交換するわけではないんだな。。。。
 そういえば先日、あるテレビ番組をやっていた。スウェーデンで子どもを育てながらばりばり働いている女性と、イタリアと日本で子どもを持ちたがらない女性を取材したもの。スウェーデン語がよく分からなかったんだけど、同じ番組をみた友人が、「イタリアと日本の女性は、まるでお化粧してお買い物ばかりしているような描き方だったね」。たしかに。この番組の中でも、親と同居している日本人女性は「パラサイトシングル」と紹介されていた。。。あーーーあ。。スウェーデンで(いやどこでも?)流される日本の情報って、ものすごく局部的。。「違う」ってところだけ強調されてしまうんだよな。。
 今日は「やらなきゃいけない」ことからの逃避行動モードだ。困ったチャンだわ。


Tisdag den 7 maj
  今日は8時から、Gymnasietの見学。明日も8時から。。眠い。。いい機会だから朝型の生活に戻そうと、こういう見学に出るようになった2月以降、ずっと思っているのだけれど、これがなかなか。今21時半なんだけど、まだ外は夕ぐれって感じだし、こういう明るい中就寝っていうのもなぁ。。。。。先週お呼ばれした友人のお子さんも、「夏はほんとに遅くまで寝なくなって困る、冬は長いこと寝てるのに、、、」って言ってた(といっても、21時半頃寝てるっていったから、十分だと思ったけどね。でもま、こちらの人は朝シャワーを浴びるし、だいたい学校の始業も8時と早いしね〜。)
  それにしても、今日のお天気はとても気持ちがよかった!朝の見学後、研究室にずっとこもってたもんで、帰りに外に出てその陽気にびっくり(18時前)。薄手の綿のハイネック(に、薄いスプリングコート)着てたんだけど、ちょっと浮きすぎ。。周りは半袖とか、ノースリーブとかの人ばっかり〜。。部屋の中にいると、季節感感じにくいのね。反省。衣替えしなくっちゃ(っていうほど、衣類もってきてない、か。。)。で、あわてて、桜の写真とりにいったんだけど、もう影もかけらもみあたらなかった。。1週間前にはまだ咲いてたはずなのに〜。電車の中から、AvenynのKugsportsparkenに、立派な桜の木が何本もあったように見えたので、これは確認しに行かなくっちゃ!って思ってたんだけど。時既に遅し。残念。でも、八重桜みたいなの、今度は、見かけるんだなぁ。。これ、そうかな??
 後ですね、Departmentの前庭に、右下の木もあって花をつけているんだけど、これって春海棠かな。ご存じの方、教えてください。



 あ、花ついでに。私の研究室の鉢植え、満開になってきました!うれしひ。(4月19日分の写真と比べてやってくださいまし)。
 

 話かわって、先週のメーデー。私は友人と、レンタカーでスコーネ地方の古城巡り。30日の午後3時過ぎから、1日の17時くらいまでのべ230kmほど走りました。まだ観光シーズンに入りきってないのと、そもそもメーデーだし、あんまり人出もなくて、マイペースで回れました。お城の中のレストランで、「え!コーヒーだけ?(Bara kaffe?)」とか確認されつつ、ゆったりした気分でお茶したりなどして。撮ったお城の写真、名前が分からなくなる前に、アルバム作らなくっちゃ。せっかくレンタカー借りてるんだし、と、ルンドで泊まった農家のB&B(Stay on a Farm)にも感激!友人は旅の疲れか頭痛で早々にダウンしてたんで、かわいそだったけど。私のあまりのハイ・テンション(レンタカーを運転するので緊張しまくってハイになっていた)の毒気にあたったか。この話は、アルバムの頁でもうちょっと書きたいな、と。
 てなところで、今日はUP。


So:ndag den 5 maj
 先週は、日本から友だちが遊びに来ていた。しかーし、天候と運に恵まれなかった彼女。来る前と帰国した後はお天気いいのに。。。
 昨日、こちらの友人宅にお呼ばれ。手みやげ用に、Asian shopでかっぱえびせんを買った後、市場でお花を見ていたら、一抱えもあるマーガレットの鉢植えが65SEK(700円くらい?)あって、思わず。。。室内だと、次の花は出てこないかも、、と言われつつ購入。下の写真がそれです。