2.Malmo


Helsinborgで半日古城観光をした後、列車でMalmoへ移動。ここには、マルメヒュースMalmohus(マルメ城)を見に行ったようなものです。

マルメ駅です。ここで、古風なベビーカーを見ました。
マルメ城です。これは、正確には城壁ってことになるんでしょうか。
同じくマルメ城(壁)。Malmohusetへと堀をわたる橋。
マルメ城(壁)を内側から取りました。撮影している私の背後にマルメ城を使ったマルメ博物館があります。マルメ城自体は素っ気ない建物だったので、ここには載せていません。城を建てるために、マルメとルンドの教会を壊して材料を集めたんだそうです。
博物館は、大変ごった煮的で、市民に愛されているように思いました。
 Malmohusetに行ってから、結構日数が経ってしまったので、記憶や印象が他の博物館と混じってしまっているかも知れませんが、少しコメントを。。
 ここの博物館には、たしかHistoriskmuseetとNaturiskmuseetという二部構成になっていて、街や城にまつわる歴史の紹介、宝物品や家具・調度品、肖像画などの展示室(上階)と、マルメの自然や動植物の展示室(Basement)とに分かれていたと思います。
 前者は、この建物の特性や博物館の成り立ちから当然でしょう。後者は、「マルメの自然」と書きましたが、必ずしもそれに限定されていません。地階は、水族館となっていました。日本の、しながわ水族館とか、大阪の海遊館とか、そういう大規模なものを想像してはいけません。1フロアー分の水槽ですから。さらに奥に進むと真っ暗なフロアーに出ますが、これは、夜行動物の展示をしている部屋で、ナマケモノがのったり動いているところが見られました。私が行ったときは、なぜか二頭がぴったりと絡み合っていて、微妙にエロチックなものを感じましたが(^_^;)。同室に大きな蛇もいて、かなり照度が低いですから(ほとんど真っ暗)、足下の気配に敏感になってしまったりしました。
 私がここの博物館で感心したのは、動物の剥製です。後日、StockholmのNaturhistoriska riksmuseetの迫力に圧倒されてしまいましたけれど。まず、このフロアーにはいると、キツネの親子の剥製が入り口に展示されているのですが、このシチュエーションが”!”。捕獲した鳥をまさに食せんとしているところで、鳥の内臓が赤い血も生々しくむき出しに再現されているのです。展示室の入り口ですよ〜。小さなショックを感じました。このあとに、トナカイとか、Moorとか、鹿とかが続いていくんですが、ほとんど親子連れになってます。そして、就学前の子どもの目線くらいの位置に来るように、しゃがんだポーズだったりしていました。このへんに配慮を感じます。きっと子どもたちは、これらの剥製に目は釘付け、です。別のフロアーは、鳥の剥製の展示室で、フロアーの広さに比べると、おびたたしい数の鳥の剥製が、ガラス棚に展示されていました。ほとんど、図鑑状態です。ここで、こっちの町中でよく見かける鳥の名前はSkalaというものらしいことがわかりました。
 どこでも感じるんですが、古い歴史建造物を、博物館に転用している施設は結構あって、そういう場合は、展示の導線を必ずしも斟酌していない(ように感じる)ので、どういうふうに移動しようかちょっと悩みます。字が読めないから余計なのですが、表示自体少ないです。こちらの人は、そういう順番を考えて見ていないでしょうけれど。。大きく、広い建物だと、出口がどこかわからなくなったりしますし、展示を見ていくと行き止まりになってしまって、次の展示を見るには、来た道をまた戻らなければならないこともしばしば。。
マルメ城の周りの公園(おそらくSlottsparken)にぽつんと建っている風車。
同じく、マルメ城の周りの公園で、鳥にえさをあげている親子連れ。ここはSlottparkenか、Kungsparkenか不明。同じ敷地内だけれど、違う名前が付いているんです。
ここには写ってないですが、一羽私のカメラをえさと間違えたのか、しきりに物欲しげに寄ってくるのがいました。なんだか、個性を感じました。
同じく公園。写真だけ見ると、郊外のような気がしますが、町中です。


 


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