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第6回 12月9日 |
電位差
一定の電場E 内において,点電荷q を位置0から初速度0で運動させたとする.

電荷の受ける力は
(6.1)
であるから,その運動は,運動方程式
(6.2)
より,一定の加速度
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を持つ,等加速度運動となる.時刻t における速度と位置は,
(6.3)
となる.これら2つの式からt
を消去すると,
(6.4)
を得る.(示せ)
(6.4)式は,ちょうど重力中の位置エネルギーと運動エネルギーの関係
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と全く同じである.(落下距離をx とした.)ということは,(6.4)式の右辺 qEx は,
電場の位置エネルギーと考えることが出来る.この位置エネルギーを
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と書くことにより,電位差V を定義する.すなわち,一定電場E において
(6.5)
が電位差の定義である.ここにx は,電場方向の2点間の距離である.
もし,電場が一定でなく場所の関数の場合は,(6.5)を微小区間 dx に適用して
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もしくは,
(6.6)
を得る.これは1次元の場合である.
3次元の場合は,
(6.7)
となる.また,(6.5)に対応した式は,
(6.8)
と一般に表されることが,仕事とポテンシャル(位置エネルギー)の関係から
理解されるであろう.(ここにC
は,空間上の2点rP と rQ を結ぶ,
任意の曲線である.)