学級の人数が変わるかも



 今日(1998.8.6)の朝刊に、小中学校の学級編成弾力化の記事がでていた。都道府県や市町村の判断で、少人数学級をつくったり、問題のある学校に問題のない学校の先生を配置することができるようになるとのことだ。

 例えば、いままでは1学年75人だったら、38人と37人の2クラスとなっていたのだが、各地域の教育委員会の判断で25人ずつの3クラスにすることが可能になるそうだ。

 これはとてもよいことだと思う。少人数クラスになった方が先生も、子どもたちもやりやすいと思うし、父兄の方もそれを望んでいると思う。

 新聞には「いじめや非行対策」と書かれていたが、その他にもよい効果はあると思う。担任の先生が自分のクラスの全員と一日一回はことばを交わせるようになれば、お互いがお互いを分かることができる部分も増えて、いろいろな問題の予防につながるように思える。なんだかんだいっても、子どもたちは先生たちを頼りにしているし、先生ともっと話したいと思っている。

 それから、軽い障害をもっている子どもにとってもよいことだと思う。軽い障害をもっている子どもたちの中には、先生が少し気をつけて援助してくれるだけで普通学級の中でも楽しくやっていける子たちもいる。クラスの人数が少なくなると、一人一人の子どもに対して使える時間も増え、障害がある子どもに対する援助も増えるだろう。

 カリキュラムを整理して、学習内容を削減したりなど、文部省もいろいろと尽力している。関係者はこのチャンスを生かさなければならないと思う。


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