学校図書館の日常   (トピックス・よみきかせ・ブックトーク・広報・展示・レファレンス)

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学校図書館トピックス

学校図書館トピックス
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2023/11/13new

令和5年度 文科省報告会「みんなで使おう!学校図書館Vol.15」

Tweet ThisSend to Facebook | by 渡辺(主担)
文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15

 今年度も
1216日(土)13:00よりオンラインによる文科省事業報告会を開催します。今年は文科省報告会を実施して15年目という節目の年を迎えました。附属国際中等教育学校と附属特別支援学校の2校による実践報告に加え、事業委員の先生方による「学校図書館ミライ」に向けた座談会も開催されますので、ふるってご参加ください。

 お申込みは下記のフォームからお申込みいただけます。後日Zoomへの招待メールをお送りいたしますので、メールアドレスの間違いにはくれぐれもお気をつけ下さい。


<文科省事業報告会プログラム>
令和5年度文科省事業報告会プログラム.pdf

お申込みはトップページにもありますが こちら です。(QRコードからも申し込みができます。)

 


09:35
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よみきかせ

よみきかせ >> 記事詳細

2023/05/08

よみきかせの可能性

Tweet ThisSend to Facebook | by 松岡(主担)
 これまで感染症対策を考慮しながら、学校図書館の利用についてもさまざまな工夫がされてきたことと思います。本校でも読書スペースを広く確保するために、読み聞かせに利用していた場所にも机を設置して、密になる読み聞かせは行わず、読み聞かせをする時は大型モニターと書画カメラを使用してきました。
 
 昨年度(2022年度)、2年生の図書の時間では定期的な読み聞かせはしていませんでした。何かできないかと考えていたところ、11月の読書月間や学期末に担当の先生の声かけで、いつもと違う図書の時間を楽しんでもらおうと実施した読み聞かせを紹介します。





                『これはのみのぴこ』
                      谷川俊太郎/作 和田誠/絵 
                      サンリード 1989年

 「これはのみのぴこ」「これはのみのぴこの すんでいるねこのごえもん」…とページをめくるごとに増えていく「つみかさねうた」の絵本です。書画カメラでモニターに大きく映し出し、先生と司書二人で1ページずつ交互に読んでいきました。
 この絵本はすらすら読めてしまうよりも、だんだん増えていく言葉に息が続かなかったり途中で言葉を間違えたりすることも楽しめる絵本です。また、交互に読むことで、リレーをするようにバトンタッチして、二人の読みをつなげていく感じも楽しい読み聞かせになりました。
14:08

ブックトーク

ブックトーク
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2023/11/10

研究

Tweet ThisSend to Facebook | by 金澤(主担)
 4年生に「研究」をテーマにブックトークを行いました。
 
 皆さんは、Laboratoryの時間(本校で行っている個人探究の時間)は、順調に進んでいますか?今日は、「研究」をテーマにブックトークをします。
 まず、最初に紹介する本は、朝の連続テレビでおなじみの牧野富太郎さんの伝記絵本です。
『草木とみた夢』谷本雄治(文)出版ワークス
 日本初の植物図鑑を出版し「日本植物学の父」と呼ばれている牧野富太郎さんの伝記絵本です。
 牧野さんは、小さい時から草花が大好きでした。枝や葉のつきかた、花のつくり、タネの様子などよく観察し、それが良くわかるように詳しく絵にしました。植物の研究が遅れていた日本で、たくさんの草花を観察し、標本を40万枚もつくり、新種もたくさん発見したそうです。
 どんな子ども時代を過ごしたのか、研究は順調に進んだのか?植物を愛し、多くの人に植物のことを知ってもらいたいと思って研究を続けた牧野さんは、どんな人物だったのでしょうか?
08:50
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広報(お薦め本)

授業に役立つ本を紹介します!
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2023/11/14new

『ライブラリー学校図書館V O L.01 読書と豊かな人間性』

Tweet ThisSend to Facebook | by 富澤(主担)

 学習指導要領に謳われる「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」を本当に推進していくために、これからの学校図書館を運営していく専門職にとって必要な知識・技能とは?「学校図書館のモデルカリキュラム」で示された科目にも対応した「学校図書館学」を学びたい人々に向けた新しいシリーズ全8巻が刊行予定です。

金沢みどり・雪嶋宏一 監修
金沢みどり・河村俊太郎 著
勉誠社
2023年8月
ISBN:
978-4-585-30401-2
定価:2,750円

その第1巻目となる本書は、「読書の意義と読書教育」から「読書教育の課題と今後の展望」まで、全13章で、学校図書館に止まらず、様々な視座から子どもの読書環境、及び、読書教育についての重要な情報をコンパクトに提示してくれています。

 全ての章において、まず「本章の要点」を置き、章末には引用参考文献表が備えられている丁寧なつくりで、索引も充実しています。内容からも本のつくりからも、必要な情報の全てを、読者にわかりやすく届けようという志が伝わってきます。

本データベースについても、第9章「各教科などにおける学校図書館の活用と読書指導」の第2節「各教科における指導と実践」において、学校図書館が授業に提供している資料を分析した研究の紹介という形で言及がなされており、授業実践の蓄積が、研究にも資する資料となっていることを認識させてもらいました。

 個人的には、「学校図書館の教育力がもたらすゴールとは、生涯学習者の育成である」(p.53)と言い切る一言に、日々の業務のなかで感じるものの、固まり切らずモヤモヤとしていたもの、そして、目指すべき方向性が急に明確に見えたような感覚を覚えました。シリーズの全てが出揃うのが今から楽しみです。 
                        (東京学芸大学附属大泉小学校 司書 富澤佳恵子)

17:55
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レファレンス

レファレンス
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2023/11/10new

芭蕉の時代の旅について調べよう!

Tweet ThisSend to Facebook | by 村上
 中学3年生は、国語で『おくのほそ道』を学習します。国語科の先生でもある司書教諭の先生と、雑談モードのなかで「これから『おくのほそ道』を学習するので、図書館の資料やネットの情報を使って江戸時代、庶民がどのように旅をしていたか3学期にやってみたい」という話になりました。『おくのほそ道』関連の書籍や、江戸に関する資料もある程度揃っていますが、「旅」に絞って授業で調べたことはありません。芭蕉が生きた時代を理解する上でも、面白そうです。準備期間に余裕があるので、使えそうな資料を少しずつリストアップすることにしました。日ごろ、授業がらみで資料を集める時にどんな手順で行っているかを紹介します。(目新しい話でもありませんが…。)

① 自校の蔵書を調べる。古典コーナーに9類の『おくのほそ道』関連の本は集まっていますが、それ以外で使えそうなものがないかは、江戸や旅をキーワードにOPACで検索してみます。すっかり入れたことを忘れていた『現代訳旅行用心集』(桜井正信監訳 八坂書房)が見つかったりします。2類の歴史にも、江戸時代の文化を扱った本が見つかります。3類の風俗・習慣にも江戸時代の生活に関する本が並んでいました。そういえば、絵本コーナーにある『絵本江戸のたび』(太田大輔作 講談社 2019)も、今回は役立ちそうです。

② GAKUMOPACを検索する。附属学校と大学図書館の蔵書を横断検索できるので、他校にどんな資料があるかを見ることが出来ます。学内便で貸してもらうこともあれば、同じ本を地域の公共図書館から借りることもあります。

15:22
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テーマ展示

テーマ展示
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2023/11/09

秋の展示いろいろ

Tweet ThisSend to Facebook | by 宮崎(主担)
 竹早小メディアセンターには、大きな展示スペースはないのですが、児童机1個分の小さな展示コーナーが4か所ほどあります。季節や時事ネタ、子どもたちの活動などに合わせて、こまめに展示のテーマを変え、新しい出会いと発見があるようにしたいと考えています。毎週各クラスで行う読み聞かせや本の紹介とも連動させています。この秋の展示をいくつか紹介します。

【みつけよう! 秋のしぜん】
秋の虫や、どんぐり、落ち葉に関する本を集めます。保護者の方にいただいたどんぐりや栗のイガの実物展示も人気です。



【見上げよう! 秋の夜空】
中秋の名月にあわせて、月の本、星座の本、宇宙開発の本なども並べます。ポスターは毎年中秋の名月の日にちだけ貼り替えられるようにしてあります。








【魔法の世界へ】
ハロウィンにあわせて、魔女や魔法、おばけの本を集めます。仮装の本も人気があります。

このあたりの定番展示は、ポスターも使いまわします。毎度あたらしく作らなくても、タイミングよく入れ替えることで、子どもたちは興味を持って本を手に取ってくれます。また、読み聞かせで関連本を紹介するとき、「このテーマでおすすめの本があったら一緒に並べてね」と声かけすると、子どもたちが探した本を並べてくれることもあります。
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