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〜お知らせ〜
    「みんなで学ぼう!学校司書講座2024」のおしらせ9月7日の研修に参加された方は、アンケートへのご協力をお願いいたします。

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント「公共図書館から学ぶ」の動画を見ることができます。)

令和5年度文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の視聴を希望する方は、 ココからお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、アンケートにご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、活かそう司書のまなびに掲載しました。

令和4年度文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→録画視聴申し込みフォーム 

2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→ こちら。 

「学校図書館の検索のイマ!Part1」→こちら 当日のプレゼン資料 

新着案内

「今月の学校図書館」は 東京大学教育学部附属中等教育学校です。
「読書・情報リテラシー」は「新書を知ろう!」です。

「授業と学校図書館」は、関西学院中学部の読書科」について執筆いただきました。

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コンテンツ詳細

管理番号A0160
校種中高一貫校
教科・領域等社会
単元経済と財政
対象学年中3
活用・支援の種類資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
被災地「復興」から、現地の水産物・水産加工物の公正な価格について考える
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
 今回の授業にあわせ、ボランティア部が夏休みに訪問した、宮城県女川町の蒲鉾会社の高橋正樹社長をゲストティーチャーに迎え、被災後の水産加工物の価格実態について話を聞く。この為、メディアセンター内に、ボランティア部が作成した、現地訪問パネルを館内に展示する。


提示資料
『考えてみよう これからのくらしとお金』東京学芸大学・みずほファイナンシャルグループ・金融教育共同研究プロジェクト 2011年発行 *お金のもつ意味や、価格の仕組みについて、各教科ごとのアプローチのしかたが提示された教育現場用の実践教材資料。
『財政のしくみがわかる本』(岩波ジュニア新書)神野直彦著.岩波書店.2007年発行 *ジュニア新書とはいえ、一般にも十分通用する財政についての基本書。今回は社会科の古家先生を通じて、社会の教育実習生に貸出した。
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttp://
ブックリスト


キーワード1被災地の「復興」
キーワード2公正な価格
キーワード3第6次産業
授業計画・指導案等金融教育公正な価格授業.pdf
児童・生徒の作品
授業者古家正暢(社会)
授業者コメント私のこの授業に対する思いは・・・,「がんばろう東北」だとか「絆」だとか言っていながら被災地のことを、私たちはどれほど知っているのだろう・・・  三陸の水産物の価格決定方法一つ知らない。経済のグルーバル化が叫ばれる今日、「安ければいい」というだけの消費者でいいのだろうか・・・  「公正な価格」とは何なのだろう・・・と生徒と共に考えたかった。ゲスト・ティーチャーを務めていただいた、宮城県女川の蒲鉾「高政」の高橋正樹氏に心より感謝する。
司書・司書教諭コメント 教科書で習う需要と供給グラフも、実際に被災地の水産加工販売に関わる方に話をお聞きすると、それは教科書のなかだけのことだという。実態はスーパーが捕獲量に関わらず価格を指定しているという厳しい現実をお聞きした。  また高橋氏は「物資の支援は復旧につながった。ゼロに戻った地点は復活。復興というのは、自立して生きていけるようになること。そのためには“お金”が動いていくことが重要なんです!」と、被災地の物を購入することは、たとえ現地に行かなくてもできる支援です、と訴えた。高橋氏の言葉に生徒たちもリアルに復興と経済について考える機会となったようだ。  ボランティア部が訪問した被災地の写真パネル展示も、この話を聞いたあとでは、違った思いで見ることができるのではないだろうか。
情報提供校東京学芸大学附属国際中等教育学校
事例作成日2013年10月4日
事例作成者氏名古家正暢(東京学芸大学附属国際中等教育学校)
記入者:渡辺(主担)

カウンタ

2512541 : 2010年9月14日より