お知らせ
〜お知らせ〜
「みんなで学ぼう!学校司書講座2024」のおしらせ→9月7日の研修に参加された方は、アンケートへのご協力をお願いいたします。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント「公共図書館から学ぶ」の動画を見ることができます。)
「令和5年度文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の視聴を希望する方は、 ココからお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、アンケートにご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、活かそう司書のまなびに掲載しました。
令和4年度文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→録画視聴申し込みフォーム
2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→ こちら。
新着案内
「今月の学校図書館」は 東京大学教育学部附属中等教育学校です。
「読書・情報リテラシー」は「新書を知ろう!」です。
「授業と学校図書館」は、関西学院中学部の読書科」について執筆いただきました。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0188
校種 中高一貫校
教科・領域等 国語
単元 論語
対象学年 中2
活用・支援の種類 資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 論語関係の資料を、難易度をさまざま混ぜ、幅広く用意してほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 教室に運べるよう、資料はカートに一括してほしい。
提示資料
『論語絵本』森華(絵・訳)礪波 護(監修)京都新聞出版センター 2011年
500章のなかから厳選された論語の言葉を切り絵風の絵とともに紹介している。
『みんなの論語塾』安岡定子著 講談社、2010年
15歳の寺子屋シリーズの1冊。帰国生にも論語の導入としておすすめです。
『論語』(ワイド版岩波文庫)金谷治訳注 岩波書店 2001年
原文、書き下し、現代訳、訳注が書かれており、原文を丁寧に読みたい人に。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト 論語リスト国際中等.xlsx
キーワード1 比較
キーワード2 調べ学習
キーワード3 読書
授業計画・指導案等 論語授業シート国際中等2年.pdf
児童・生徒の作品
授業者 荻野聡(国語科)
授業者コメント 今回の授業では、授業の中核となる「論語」の関連書籍を集めていただきました。古典・漢文の授業というとどうしても講義中心の授業になりがちなので、生徒が主体的に読み、調べ、考える授業を作りたいという思いから、図書館との連携授業を構想しました。
年度末の少ない授業時間数ながら、生徒は実に意欲的に、また創造的に図書を読み進めていきました。発見は早い者勝ちとして、生徒の競争心をあおったところはあるのですが、今まで「論語」をあまり目にしたことがなかった生徒たちにとっては、学力の高低はさほど大きなギャップにはならなかったようでした。普段は興味のなさそうにしている生徒も目の色を変えて学習に取り組んでおり、主体的な授業、生徒中心の授業の可能性を私自身が改めて強く意識する実践となりました。
授業者が用意して提示する資料には限界がありますし、その選別には多少の差はあっても、授業者の意図やねらいが反映されています。それは時に有効に機能するだけでなく、生徒の思考の枠組みを固定してしまうことにもつながりかねないと常々考えていました。今回、図書館と連携して授業づくりをしてみて、図書館の学問の場としての中立性は、調べ学習において大きな意味を持つことがわかりました。今後、別の領域や総合学習の活動を図書館と連携して考えていきたいです。
司書・司書教諭コメント 公共図書館や附属学校図書館からも多くの関連資料提供を受けた。難易度を幅広くという要望から、論語の絵本から原書に至るまで多様に集めたが、授業後に担当教員から「帰国生には論語の世界への導入として漫画の論語もいいですよ」というコメントがあり、今後蔵書として購入することも考えたい。
同一テーマで資料が一堂に集まると、多くの資料から生徒が何を選択したのかがわかり、非常に選書の参考になった。
情報提供校 東京学芸大学附属国際中等教育学校
事例作成日 2014年3月11日
事例作成者氏名 東京学芸大学附属国際中等教育学校 荻野聡、司書渡辺有理子
記入者:渡辺(主担)
カウンタ
2512250 : 2010年9月14日より
〜お知らせ〜
「みんなで学ぼう!学校司書講座2024」のおしらせ→9月7日の研修に参加された方は、アンケートへのご協力をお願いいたします。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント「公共図書館から学ぶ」の動画を見ることができます。)
「令和5年度文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の視聴を希望する方は、 ココからお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、アンケートにご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、活かそう司書のまなびに掲載しました。
令和4年度文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→録画視聴申し込みフォーム
2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→ こちら。
「今月の学校図書館」は 東京大学教育学部附属中等教育学校です。
「読書・情報リテラシー」は「新書を知ろう!」です。
「授業と学校図書館」は、関西学院中学部の読書科」について執筆いただきました。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0188
校種 中高一貫校
教科・領域等 国語
単元 論語
対象学年 中2
活用・支援の種類 資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 論語関係の資料を、難易度をさまざま混ぜ、幅広く用意してほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 教室に運べるよう、資料はカートに一括してほしい。
提示資料
『論語絵本』森華(絵・訳)礪波 護(監修)京都新聞出版センター 2011年
500章のなかから厳選された論語の言葉を切り絵風の絵とともに紹介している。
『みんなの論語塾』安岡定子著 講談社、2010年
15歳の寺子屋シリーズの1冊。帰国生にも論語の導入としておすすめです。
『論語』(ワイド版岩波文庫)金谷治訳注 岩波書店 2001年
原文、書き下し、現代訳、訳注が書かれており、原文を丁寧に読みたい人に。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト 論語リスト国際中等.xlsx
キーワード1 比較
キーワード2 調べ学習
キーワード3 読書
授業計画・指導案等 論語授業シート国際中等2年.pdf
児童・生徒の作品
授業者 荻野聡(国語科)
授業者コメント 今回の授業では、授業の中核となる「論語」の関連書籍を集めていただきました。古典・漢文の授業というとどうしても講義中心の授業になりがちなので、生徒が主体的に読み、調べ、考える授業を作りたいという思いから、図書館との連携授業を構想しました。
年度末の少ない授業時間数ながら、生徒は実に意欲的に、また創造的に図書を読み進めていきました。発見は早い者勝ちとして、生徒の競争心をあおったところはあるのですが、今まで「論語」をあまり目にしたことがなかった生徒たちにとっては、学力の高低はさほど大きなギャップにはならなかったようでした。普段は興味のなさそうにしている生徒も目の色を変えて学習に取り組んでおり、主体的な授業、生徒中心の授業の可能性を私自身が改めて強く意識する実践となりました。
授業者が用意して提示する資料には限界がありますし、その選別には多少の差はあっても、授業者の意図やねらいが反映されています。それは時に有効に機能するだけでなく、生徒の思考の枠組みを固定してしまうことにもつながりかねないと常々考えていました。今回、図書館と連携して授業づくりをしてみて、図書館の学問の場としての中立性は、調べ学習において大きな意味を持つことがわかりました。今後、別の領域や総合学習の活動を図書館と連携して考えていきたいです。
司書・司書教諭コメント 公共図書館や附属学校図書館からも多くの関連資料提供を受けた。難易度を幅広くという要望から、論語の絵本から原書に至るまで多様に集めたが、授業後に担当教員から「帰国生には論語の世界への導入として漫画の論語もいいですよ」というコメントがあり、今後蔵書として購入することも考えたい。
同一テーマで資料が一堂に集まると、多くの資料から生徒が何を選択したのかがわかり、非常に選書の参考になった。
情報提供校 東京学芸大学附属国際中等教育学校
事例作成日 2014年3月11日
事例作成者氏名 東京学芸大学附属国際中等教育学校 荻野聡、司書渡辺有理子
記入者:渡辺(主担)
カウンタ
2512250 : 2010年9月14日より
コンテンツ詳細
管理番号 | A0188 |
---|---|
校種 | 中高一貫校 |
教科・領域等 | 国語 |
単元 | 論語 |
対象学年 | 中2 |
活用・支援の種類 | 資料提供 |
図書館とのかかわり (レファレンスを含む) | 論語関係の資料を、難易度をさまざま混ぜ、幅広く用意してほしい。 |
授業のねらい・協働に あたっての確認事項 | 教室に運べるよう、資料はカートに一括してほしい。 |
提示資料 | |
『論語絵本』森華(絵・訳)礪波 護(監修)京都新聞出版センター 2011年 500章のなかから厳選された論語の言葉を切り絵風の絵とともに紹介している。 | |
『みんなの論語塾』安岡定子著 講談社、2010年 15歳の寺子屋シリーズの1冊。帰国生にも論語の導入としておすすめです。 | |
『論語』(ワイド版岩波文庫)金谷治訳注 岩波書店 2001年 原文、書き下し、現代訳、訳注が書かれており、原文を丁寧に読みたい人に。 | |
参考資料(含HP) | |
参考資料リンク | http:// |
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キーワード2 | 調べ学習 |
キーワード3 | 読書 |
授業計画・指導案等 | 論語授業シート国際中等2年.pdf |
児童・生徒の作品 | |
授業者 | 荻野聡(国語科) |
授業者コメント | 今回の授業では、授業の中核となる「論語」の関連書籍を集めていただきました。古典・漢文の授業というとどうしても講義中心の授業になりがちなので、生徒が主体的に読み、調べ、考える授業を作りたいという思いから、図書館との連携授業を構想しました。 年度末の少ない授業時間数ながら、生徒は実に意欲的に、また創造的に図書を読み進めていきました。発見は早い者勝ちとして、生徒の競争心をあおったところはあるのですが、今まで「論語」をあまり目にしたことがなかった生徒たちにとっては、学力の高低はさほど大きなギャップにはならなかったようでした。普段は興味のなさそうにしている生徒も目の色を変えて学習に取り組んでおり、主体的な授業、生徒中心の授業の可能性を私自身が改めて強く意識する実践となりました。 授業者が用意して提示する資料には限界がありますし、その選別には多少の差はあっても、授業者の意図やねらいが反映されています。それは時に有効に機能するだけでなく、生徒の思考の枠組みを固定してしまうことにもつながりかねないと常々考えていました。今回、図書館と連携して授業づくりをしてみて、図書館の学問の場としての中立性は、調べ学習において大きな意味を持つことがわかりました。今後、別の領域や総合学習の活動を図書館と連携して考えていきたいです。 |
司書・司書教諭コメント | 公共図書館や附属学校図書館からも多くの関連資料提供を受けた。難易度を幅広くという要望から、論語の絵本から原書に至るまで多様に集めたが、授業後に担当教員から「帰国生には論語の世界への導入として漫画の論語もいいですよ」というコメントがあり、今後蔵書として購入することも考えたい。 同一テーマで資料が一堂に集まると、多くの資料から生徒が何を選択したのかがわかり、非常に選書の参考になった。 |
情報提供校 | 東京学芸大学附属国際中等教育学校 |
事例作成日 | 2014年3月11日 |
事例作成者氏名 | 東京学芸大学附属国際中等教育学校 荻野聡、司書渡辺有理子 |
記入者:渡辺(主担)