お知らせ
〜お知らせ〜
「みんなで学ぼう!学校司書講座2024」のおしらせ→9月7日の研修に参加された方は、アンケートへのご協力をお願いいたします。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント「公共図書館から学ぶ」の動画を見ることができます。)
「令和5年度文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の視聴を希望する方は、 ココからお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、アンケートにご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、活かそう司書のまなびに掲載しました。
令和4年度文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→録画視聴申し込みフォーム
2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→ こちら。
新着案内
「今月の学校図書館」は 東京大学教育学部附属中等教育学校です。
「読書・情報リテラシー」は「新書を知ろう!」です。
「授業と学校図書館」は、関西学院中学部の読書科」について執筆いただきました。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0220
校種 中高一貫校
教科・領域等 社会
単元 これからの日本経済の課題
対象学年 中3
活用・支援の種類 資料展示
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 水俣に関する資料や写真集を館内に用意してほしい
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
提示資料
『のさり-水俣漁師、杉本家の記憶より』藤崎童士.新日本出版.2013年
*今回の授業をおこなう前に、担当教員が水俣を訪れ、直接この本にでてくる杉本氏から話を伺っている。杉本氏は家族全員が水俣病となり、容赦ない差別と偏見を受けた。しかし「のさり」(熊本弁で天からの授かりものの意)として家族におきたことを受け止めていく。人間の尊厳とは?ということをあらためて問う一冊。
*授業で生徒にユージン・スミスの撮影した写真「入浴する智子と母」を紹介していたことから準備した。あわせてこの写真を撮影することになった背景を取材した『ユージン・スミス水俣に捧げた写真家の1100日』山口由美.小学館.2013年も用意。
『水俣から福島へ―公害の経験を共有する』山田真.岩波書店.2014年
*今回の授業が水俣からフクシマにつながることを考えた展開と聞き用意した一冊。水俣だけではなく、森永ヒ素ミルク事件や広島・長崎の原爆、ビキニ海域での水爆実験にもふれ、行政から切り捨てられる被害者、地域について問題提起をしている。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト
キーワード1 水俣病
キーワード2 もやい直し、犠牲
キーワード3 フクシマ
授業計画・指導案等 2014国際中等社会「水俣とフクシマ」.pdf
児童・生徒の作品
授業者 古家正暢(社会科)
授業者コメント 「高度経済成長のために犠牲はしかたない」
1960年日本中がイケイケになっている時に操業停止なんて考えられない。
「しかたない」だって…。君たちに当事者意識はないのか…。
自分が犠牲になったとしたら…という想像力は働かないのか。
水俣にしてもフクシマにしても、いつも犠牲にされるのは地方の弱者。
加えて同じ弱者である被害者同士が分断され対立させられる。
どうしたら「もやい直し」人間はつながりあえるのだろう…。
これからも、さまざまな場面で考えていきたい。
司書・司書教諭コメント この授業が終ってからから、今回の授業案や資料を見せてもらったが、水俣を訪れ『のさり』の本にでてくる杉本氏に直接話を聞いておこなった教員の熱意をもっと理解していたら、単に「水俣関連図書」の資料を並べるだけではなく、もう少し生徒が授業後に学んだことをさらに深めたい、知りたいと展示した館内資料に手をのばすような工夫ができたのではないかと強く感じた。
情報提供校 東京学芸大学附属国際中等教育学校
事例作成日 2015年2月23日
事例作成者氏名 古家正暢(社会)渡辺 有理子(司書)
記入者:渡辺(主担)
カウンタ
2511908 : 2010年9月14日より
〜お知らせ〜
「みんなで学ぼう!学校司書講座2024」のおしらせ→9月7日の研修に参加された方は、アンケートへのご協力をお願いいたします。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント「公共図書館から学ぶ」の動画を見ることができます。)
「令和5年度文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の視聴を希望する方は、 ココからお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、アンケートにご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、活かそう司書のまなびに掲載しました。
令和4年度文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→録画視聴申し込みフォーム
2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→ こちら。
「今月の学校図書館」は 東京大学教育学部附属中等教育学校です。
「読書・情報リテラシー」は「新書を知ろう!」です。
「授業と学校図書館」は、関西学院中学部の読書科」について執筆いただきました。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0220
校種 中高一貫校
教科・領域等 社会
単元 これからの日本経済の課題
対象学年 中3
活用・支援の種類 資料展示
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 水俣に関する資料や写真集を館内に用意してほしい
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
提示資料
『のさり-水俣漁師、杉本家の記憶より』藤崎童士.新日本出版.2013年
*今回の授業をおこなう前に、担当教員が水俣を訪れ、直接この本にでてくる杉本氏から話を伺っている。杉本氏は家族全員が水俣病となり、容赦ない差別と偏見を受けた。しかし「のさり」(熊本弁で天からの授かりものの意)として家族におきたことを受け止めていく。人間の尊厳とは?ということをあらためて問う一冊。
*授業で生徒にユージン・スミスの撮影した写真「入浴する智子と母」を紹介していたことから準備した。あわせてこの写真を撮影することになった背景を取材した『ユージン・スミス水俣に捧げた写真家の1100日』山口由美.小学館.2013年も用意。
『水俣から福島へ―公害の経験を共有する』山田真.岩波書店.2014年
*今回の授業が水俣からフクシマにつながることを考えた展開と聞き用意した一冊。水俣だけではなく、森永ヒ素ミルク事件や広島・長崎の原爆、ビキニ海域での水爆実験にもふれ、行政から切り捨てられる被害者、地域について問題提起をしている。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト
キーワード1 水俣病
キーワード2 もやい直し、犠牲
キーワード3 フクシマ
授業計画・指導案等 2014国際中等社会「水俣とフクシマ」.pdf
児童・生徒の作品
授業者 古家正暢(社会科)
授業者コメント 「高度経済成長のために犠牲はしかたない」
1960年日本中がイケイケになっている時に操業停止なんて考えられない。
「しかたない」だって…。君たちに当事者意識はないのか…。
自分が犠牲になったとしたら…という想像力は働かないのか。
水俣にしてもフクシマにしても、いつも犠牲にされるのは地方の弱者。
加えて同じ弱者である被害者同士が分断され対立させられる。
どうしたら「もやい直し」人間はつながりあえるのだろう…。
これからも、さまざまな場面で考えていきたい。
司書・司書教諭コメント この授業が終ってからから、今回の授業案や資料を見せてもらったが、水俣を訪れ『のさり』の本にでてくる杉本氏に直接話を聞いておこなった教員の熱意をもっと理解していたら、単に「水俣関連図書」の資料を並べるだけではなく、もう少し生徒が授業後に学んだことをさらに深めたい、知りたいと展示した館内資料に手をのばすような工夫ができたのではないかと強く感じた。
情報提供校 東京学芸大学附属国際中等教育学校
事例作成日 2015年2月23日
事例作成者氏名 古家正暢(社会)渡辺 有理子(司書)
記入者:渡辺(主担)
カウンタ
2511908 : 2010年9月14日より
コンテンツ詳細
管理番号 | A0220 |
---|---|
校種 | 中高一貫校 |
教科・領域等 | 社会 |
単元 | これからの日本経済の課題 |
対象学年 | 中3 |
活用・支援の種類 | 資料展示 |
図書館とのかかわり (レファレンスを含む) | 水俣に関する資料や写真集を館内に用意してほしい |
授業のねらい・協働に あたっての確認事項 | |
提示資料 | |
『のさり-水俣漁師、杉本家の記憶より』藤崎童士.新日本出版.2013年 *今回の授業をおこなう前に、担当教員が水俣を訪れ、直接この本にでてくる杉本氏から話を伺っている。杉本氏は家族全員が水俣病となり、容赦ない差別と偏見を受けた。しかし「のさり」(熊本弁で天からの授かりものの意)として家族におきたことを受け止めていく。人間の尊厳とは?ということをあらためて問う一冊。 | |
*授業で生徒にユージン・スミスの撮影した写真「入浴する智子と母」を紹介していたことから準備した。あわせてこの写真を撮影することになった背景を取材した『ユージン・スミス水俣に捧げた写真家の1100日』山口由美.小学館.2013年も用意。 | |
『水俣から福島へ―公害の経験を共有する』山田真.岩波書店.2014年 *今回の授業が水俣からフクシマにつながることを考えた展開と聞き用意した一冊。水俣だけではなく、森永ヒ素ミルク事件や広島・長崎の原爆、ビキニ海域での水爆実験にもふれ、行政から切り捨てられる被害者、地域について問題提起をしている。 | |
参考資料(含HP) | |
参考資料リンク | http:// |
ブックリスト | |
キーワード1 | 水俣病 |
キーワード2 | もやい直し、犠牲 |
キーワード3 | フクシマ |
授業計画・指導案等 | 2014国際中等社会「水俣とフクシマ」.pdf |
児童・生徒の作品 | |
授業者 | 古家正暢(社会科) |
授業者コメント | 「高度経済成長のために犠牲はしかたない」 1960年日本中がイケイケになっている時に操業停止なんて考えられない。 「しかたない」だって…。君たちに当事者意識はないのか…。 自分が犠牲になったとしたら…という想像力は働かないのか。 水俣にしてもフクシマにしても、いつも犠牲にされるのは地方の弱者。 加えて同じ弱者である被害者同士が分断され対立させられる。 どうしたら「もやい直し」人間はつながりあえるのだろう…。 これからも、さまざまな場面で考えていきたい。 |
司書・司書教諭コメント | この授業が終ってからから、今回の授業案や資料を見せてもらったが、水俣を訪れ『のさり』の本にでてくる杉本氏に直接話を聞いておこなった教員の熱意をもっと理解していたら、単に「水俣関連図書」の資料を並べるだけではなく、もう少し生徒が授業後に学んだことをさらに深めたい、知りたいと展示した館内資料に手をのばすような工夫ができたのではないかと強く感じた。 |
情報提供校 | 東京学芸大学附属国際中等教育学校 |
事例作成日 | 2015年2月23日 |
事例作成者氏名 | 古家正暢(社会)渡辺 有理子(司書) |
記入者:渡辺(主担)