平成20年12月12日
原則と八方美人
大体八方美人的のことが多すぎる。評判を気にしたり、みなに評判がよくなりたい様な御歴々多すぎる(この議論をほんとはもっともっとやりたいのだが、我田引水論的にとられると片腹いたいから好い加減にしとくことにする)。今や我が国は存亡の危機に直面しているのだから、ほんとに国家のことを考えて、ガムシャラに邁進する様な人々が指導者の地位に就くべきではないだろうか。私の知っている人々でも、皆が好い人だと褒め過ぎて悪口を言われない様な人々は、おしなべて馬鹿に限るようだ。オシャカ様やキリストの様な人物がおるのなら喜んで例外を認めるが。(白洲次郎「プリンシプルのない日本」新潮文庫、平成18年、101-102p/295pp)
以上