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2009年度 金曜日 前期 英語教育学リサーチデザインA 2009. 6. 12
Research Design A

::課題::

Reserch Topic Inventory
スピーキング力の測り方について(第1回)


 

今日も受講者が持ち寄ったリサーチデザインについて自由に意見を交わしました。

◆受講者から出た主なデザインは・・・

・自己評価はスピーキング力に影響があるか
・時間を制限した英作文はスピーキング力を測れるか
・パフォーマンステストで測定しているスピーキング力はペーパーテストで測定できるか
・Sentence Repetitionで学習者のスピーキング力を測ることができるか

◆金谷先生のコメント:

・自己評価について:今回のトピックは、スピーキング力をどう測るかなので、伸びるか伸びないかは関係がない。自己評価は、評価ではなく、評価という名の指導である。自己評価というテーマは面白いので、学習者が自己評価できるかどうか、自己モニターできるかどうかを調べてみるのも面白い。だが、モニターできたからといって評価ができるのかはわからないし、個人差がすごくあると思う。
・英作文テストをやるのとスピーキングテストをやるので、コストパフォーマンスに違いがないなら、スピーキングはスピーキングで測るべきなのでは?という意見もある。
・Sentence Repetitionは、スピーキングで重要な要素の発音や、その場で文を作るという要素も欠けているのではないか?という意見に対して、何を「スピーキング力」と呼ぶのかはまた別研究だが、正しい答えはないもので、多数決で決めるしかないこと。どこまでが外国語教育で取り上げられるべき問題なのか、をしっかり考えなくてはならない。
・自分が教師の立場だったら、Sentence Repetitionを実際に使いますか?という質問を議論していたときの金谷先生のコメント:これは評価一般の話であるが、あれもやりたい、これもやりたい、でも時間がない!=全部やらない、になってしまっていることが現場では多いが、そうなってはいけない。

::::次回の課題::::

このテーマに関する論文をひとつ読み、それについて議論します。

論文を読む際、全体の骨格を理解してから研究を評価してください。