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早期教育の効果については、ご苦労様でした。頭の体操、どうでしたか。自分の頭で考えるということは本当に大変なことですが、一番人間的なことです。そして、研究をする上で、最も大切なことです。借り物の考えで、「研究」するのは止めにしましょう。
さて、次のトピックは、前回と比べると規模の少し小さいトピックです。それだけにより精密に考える必要があります。頭の体操も徐々に緻密さを要求されることになります。
今回は読解についてです。高校生以上の読解指導では、英文を読んでいるとき、知らない単語(未知語)が出てきたらどうするか、どうすべきかについてはいろいろな意見がありますね。
とにかく、知らない単語が出てきたら、ちゃんと辞書を引く習慣を身につけることが英語学習の基本中の基本だという指導をする高校や大学の先生はたくさんいます。
そうかと思うと、未知語は推測できる場合が多いから、未知語に出くわしたらすぐ辞書を引くのではなく、まずその意味を文脈から推測してから、辞書を調べるべきだという人もいます。
また、未知語が推測できる場合はあまりないので、推測しようとするのはあまり意味がない。大切なのは、推測するのではなく、未知語の部分を飛ばし読みが出来るがどうかだという先生もいます。
それから、推測できる場合でも推測しない生徒がいる。実際に推測できる、できないは別として、推測する習慣をつけるのが大切だという主張もあります。
さて、あなたはどう思いますか,どの立場、どの考え方に立つかはあなたの自由ですが、その場合、自分の考え、立場の正しさをサポートするには、どのような証拠を示す必要があるでしょうか。
どんな証拠が必要かを考えた上で、その証拠を示すための実証研究を計画してみてください。
研究とは具体的な仕事です。授業と同じです。このことは、このゼミを通じて何回も繰り返すことになると思います。
研究計画はどのくらい具体性を持つがどうかが勝負です。具体性を持つためには研究課題に対する真剣な分析が必要です。課題についてねばり強く考え抜くことが必要とされます。是非、本気で取り組んでみてください。
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