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受講者が持ち寄ったリサーチデザインについて自由に意見を交わしました。
◆受講者から出た主なデザインは・・・
・英語力に違いによって英語の文法用語の習得率に差があるかを調べる研究
→用語に関する例文を挙げさせるというテストは難しすぎるのでは!?
→時が経つにつれて用語が理解しやすくなるのかを調べる研究も面白い
・文法用語を提示するタイミングによって、理解度に差が出るかを調べる研究
→「目的格」という用語を出した時点で、格という概念に触れる必要が出てくる=用語の問題とは限らない
→用語を出す指導の効果と出さない指導の効果はあまり差がないのでは!?
・文法用語を用いながら文法ルールを演繹的に指導する手法と、例文や意味を提示しながら帰納的に文法を指導する方法のどちらが生徒の習得率を上げるかを調べる研究
→演繹的指導vs帰納的指導というのは、用語を使うvs使わないというのとは別の問題であるので、4パターンに分けてみてはどうか!?
→テストで英語力(今回の場合は不定詞の理解度)のどういう側面を測ろうとするのかを考える必要がある
・仮定法に関する各用語の要不要を、用語判断テストと文法テストの正答数から調べる研究
→仮定法の用語というより、仮定法という概念自体が難しい
→仮定法現在は今ではあまり使わないので、そもそも教える必要がないのでは!?
・関係詞の制限・非制限用法、限定・継続用法のどちらの用語が学習者にとって分かりやすいのかを調べる研究
→用語を選択させるのではなく、自分で作らせてみるのも面白い
→選択させるの理解度を問うテストは、限定用法と継続用法の訳の区別がはっきり分かるような問題にする、あるいは、和訳ではなく概念の区別を問うような問題にすべきでは!?
など
◆金谷先生のコメント:
・前回も言ったが、用語自体の問題と概念の問題を混同しないように注意すること、
・教授法の善し悪しを比較するような研究は、教授法以外にも色々な要素が影響するのでかなり難しい
・実験はなるべく簡単なものの方がよい。面倒な実験だと協力者が少なくなる
・研究結果によって明白な結果が出た場合、それによって何かを変えるような研究をすべし。そうでなければ研究の意味がなくなってしまう
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