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2011年度 金曜日 前期 英語教育学リサーチデザインA 2011.5.6
Research Design A

::課題::

Reserch Topic Inventory
〜5文系は英語習得に役立つか〜

どのような立場をとっても構いません。自分の立場をサポートしてくれるような証拠を見つけ出せるような研究を考えて下さい。研究を考える上で、研究デザインを作って下さい。

研究デザインとは、自分が知りたいことを知るための仕掛けのことです。自分の知りたいことの性質をよく考えて、そのことを明らかにする仕掛けを考えて下さい。

 

今日は受講者が持ち寄ったリサーチデザインについて自由に意見を交わしました。

◆受講者から出た主なデザインは・・・

・日本語の品詞理解能力と英語のSVOCの理解能力に相関があるか
・英文作成における5文型を英文作成の手掛りとして用いているか
・5文型の知識が英文を読む速さに影響しているか
・第5文型(SVOC)の内容を聞いて/読んで理解するには文型に関する知識が必要であるか
 etc.

◆金谷先生のコメント:

・研究とは証拠を挙げる営みである。
 discussionを通して理解を深め、意見の相違があった場合にはその理由を出すことが必要。これを日頃から行うことで、実践にも役立つ。

・授業内で実験をしてデータを集めることは難しい。なるべく苦しいデザインはたてない方が良い。(実践上の効果は、大抵1〜2年経ってから効果が出るものが多いが、その間に他の要素(例えば、塾や自宅学習など)が入ってくる可能性がある。)

・教育に関する実験で測れることは非常に限られている(少ない)。

・相関とは因果関係ではない。
 (ex. 素行の悪さの度合いとスカート丈)

・文型について
 形だけで文型がわかるのか?意味の解釈よって、文型を決めているのではないか?
 
 

::::次回の課題::::


このテーマに関する論文をひとつ読み、それについて議論します。
論文を読む際、批判する目で読んでみてください。