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2011年度 金曜日 秋期 英語教育学リサーチデザインA 2011.11.11
Research Design A

::課題::

Reserch Topic Inventory
タームペーパーデザイン検討会の第6回

 


<リサーチクエスチョン>

@
・前置詞句以外の区と節による後置修飾を理解している生徒は,理解していない生徒に比べ前置詞句の名詞句把握ができるか。
・前置詞句の名詞句把握ができる生徒は,できない生徒に比べ前置詞句以外の名詞句把握の理解ができるか。
・前置詞句の名詞句把握が進んだ生徒は,前置詞句以外の名詞句把握も進むか。

A
英語熟達度の高い生徒は,inputの際にformとmeaningの認識・理解はほぼ同時に行われるが,中位・下位の生徒はmeaningの理解よりformの認識は遅くなる。Readingにおいて中位の生徒はある程度の文法知識がるにもかかわらずformの認識が遅れる原因としてどのようなことが考えられるか。


<ディスカッションの内容>

@
デザインについて
気づきについて。気づきを促すタスクを課していないのはなぜか?
→慣れさせたあとで説明する(単元にする)ことで気づかせる,という意図。

●テーマについて
・後置修飾を教えれば,前置詞句(以下PP)を教えなくても済むということ?
 後置修飾を教えてから,PPを教えれば,既習の後置修飾について理解が進むということ?
・内部構造とかたまりについて
 →PPを含む句は理解できるが,文になるとできないという学習者は多い。
  (文構造よりも,句構造の方がずっと簡単。)
・PPは教えていないのか?
 →教えている。単元として教えていなくても,授業中にピックアップして教えている教師は多い。
・最も問題視していることはなにか?
・PPの理解を測るpreテスト→授業で前置詞には触れず,更に複雑な文を扱う→
 PPの理解を測るpostというしかけであれば良いが,長期的な研究になる。
・PPの理解は必要?
 言い回し的に覚えて意味を理解できる人もいる。
 PPを理解できなくても,できれば良いのでは?
・PPを説明していないという前提を利用して,”説明していないが,理解している/していない学習者はいるか?”を見るのもよい。

A
●デザインについて
・meaningとformをどの課題でみるか?
→見たいこと1つに1つのテストが原則。他の要素が入らないように工夫しないといけない。

●テーマについて
・目的は?なぜこれをみたいのか?
・formとmeaningは別個のものではない。
 構造に意味が含まれる場合もある。
・formとmeaningでなく,RecognitionとProductionの問題ではないか?
 Productionの場合はmeaningは勿論,formがないとできない。
・ある文法事項が文のなかで1つだと読めるが,複数あると読めない人は?
 →可能性1.そもそも理解できていない
  可能性2.複数になると,負荷がかかってできない。
・授業内で実験を行う場合の注意
 自然状態ではなく,見たいものがわかるようなシンプル環境になるように,
 且つ扱いやすくなるように工夫する