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2012年度 金曜日 前期 英語教育学研究法A
2012.09.08
タームたたき@
□タームたたきで出た意見を箇条書きで書いていきますので,整理しづらいと思いますがよろしくおねがいします。ちょっとしたこと,深いこと,話が逸れていることなども,載せておきます。
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「授業分析力」の成長 〜教員養成で最低限必要なもの〜
【概要】よい教師像を目指していく上で,特に教員養成課程の「教育実習」に重きを置いて研究を進める。特に教師の授業を見る目(=授業分析力)を鍛えることが必要なのではないか。それが教育実習を経て大きく変わっているかを見てみたい。学部の2〜4年生に授業のビデオを一本見てもらい,それに対するコメントが学年によって違うかどうかを見たい。
◯意見
・見せるビデオはどのようなものなのか。そのビデオ内での授業は良い例なのか悪い例なのか。→悪い例を見せて,その点を挙げてもらうつもり。
・うまくない授業にもいろいろあり,観点が様々ではないだろうか。
・教育実習でそんなに大きく変わることなんてあるのだろうか。
・授業の分析とあるが抽象的であるし,授業内の様々な活動を見極める事ができるだろうか。
・実は分析力というのは素質に依存することもあり,細かいことに気づく人は気づくだろうし,それは実習を経たからとかはあまり関係ないのではないかと思う。
・そもそも分析力に正解はない。自分の経験からいろいろ気づくようにはなるだろうが,それ以上のことは望めない気がする。
・実習の長さで比較するのはどうだろうか。例えば教職大学院と臨採を比べるなど。ただ,長くてもあまり意味はないと思われる。
・また,経験豊かであることが良い授業を生むとは限らない。ある人にとっては,授業準備時間が多く取れた教育実習での授業が一番良くできた授業だという人もいる。職に就いた後での授業は忙しすぎるからだとか。
・また教育実習に行っても何も変わらなかった人を追って見るのも面白い。ただ,「変わらない」ということをどこまでの基準で決めるかが曖昧。
・教育実習でなくてもこのようなことは見られるのではないか。
・そういえばマイクロティーチングって意味あるの?
・マイクロティーチングにおいては,生徒はしっかりと生徒役に徹する必要がある。でなければ意味は無い。
・教育実習を誇大視しても,3〜4週間では意味が無いような…。
・実習の内容が違ければ,実習生の考え方も変わるのか,という部分は面白いかもしれない。
・また,教科ごとに見ても面白いかもしれない。英語はかなり特殊なため,他の教科の実習の風景と比べたら考え方の違いも見られるかもしれない。
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パラレルリーディングをしている時の学習者の状態調査
【概要】パラレルリーディングは教育現場で何気なく使われているが,その実態は未だに分かっていない。その効果を知る手立てを考える。100語程度のパッセージを音声を聞きながら黙読している時と,音声を再生しながら読む時では,どれほど音声に比重をおけるか。さらにスピードが変わるとどうか。音声と文字の間にギャップを作り,それが見抜けたかどうかで調べたい。
◯意見など
・スピードまで変えてしまうと,要素が大きくなりすぎてしまうので,今回はもっと絞るべき。
・黙読をさせるのではなく,音読だけさせて被験者がどれだけ音読スキルをもっているかを調べておくとよいだろう。
・ギャップを作る際は,15と50のように聞きづらい,かなり微妙なものを入れるよりも,「veryとquite」,「angryとugly」,「happyとunhappy」のように意味は一緒で形が大きく異なるもの(あるいはその逆)を入れてみてはどうだろうか。
・ただし,そのギャップに気づいたかどうかを単刀直入に聞くとすると,何回も実験を行えば被験者はこちらの意図を察してしまう可能性がある。
・パラレルリーディングの際は,多分ペースメイキングとして音を聞いているだけであって,ほとんど注意を払っていないと思われる。大部分が文字情報に依存しているような気がする。
・なのでパラレルリーディングをしている際,音と文字のどちらに意識を向けて学習者が読んでいるかを探るだけでも良いだろう。
・シャドーイングも,ただ単にコピーしているだけとは考えづらい。その人の中にある発音やスピード,流れで英語を話しているだけであって,そっくりそのまま真似するのはむしろ難しい。
・また文字情報が入ってきてしまうと,音を聞いてから再生するという(いわゆるシャドーイング)ことはしないことが多いだろう。
::::次回の課題::::
タームたたきA
お疲れ様でした。
□次回は
「タームたたきA」
となっております。
それぞれがもってきたデザインを載せますので,ご期待ください。