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2013年度 火曜日 春学期 英語教育学研究法A 2013.07.23
リサーチ・トピック 5
M1 タームペーパー構想

1

–Task Supported Language Teaching が文法理解とスピーキング力の向上に効果があるだろう.

文法指導とスピーキング指導のバランスはどうなっているのだろうか.

文法理解とスピーキング力の関係はどうなっているのだろうか.

 

意見など

新しく学ぶ文法事項と既習の文法事項のどちらを念頭に置いているか?

 

–2つの指導法があるとして(機械的ドリルとタスク),それらはどちらか1つだけを選ぶようなものか?

 

−パッケージの比較になると,結果に対する原因が不鮮明になるので注意が必要だろう.そのためには厳密な(操作的)定義が欠かせないだろう.

 

取り扱う文法項目や個人差なども考慮に入れるとよいのではないか?

 

機械的ドリルとタスクのそれぞれの指導により効果が出たとしても,それは機械的ドリルに従ったある1つの指導,タスクに従ったある1つの指導による効果であり,機械的ドリル一般,タスク一般についての効果,と一般化できるのであろうか.

 

自明であったり皆が賛同することを実験などで証明する意義はなんだろうか.

 

 

2

和文英訳能力とJ1J2への変換能力の間に関係があるだろうか?

 

  意見など

–J1J2への変換は高校などでは既に指導されているのではないか?

 

英語にしやすい日本語に変換するには,そもそも英語でどのように表現できるかを知っている必要があるのではないか?

 

語彙レベルのパラフレーズと構文のパラフレーズは区別して考えると良いだろう(Topicalizationなどはいい例かもしれない)

 

 

3番目

小学校外国語活動においてmeaningfulな活動はなににどのような効果があるのだろうか.

定着の度合いはどうだろうか.

 

○意見など

–meaningfulな活動とmeaningfulでない活動とはそれぞれどういうことか? Either-or-notではなくて程度の問題ではないだろうか?

 

「従来型」の授業のイメージが狭くなり過ぎる,ということは往々にして起こり得る.

 

−「定着」とはどういうことを意味するのか?

 

 

4

−英語らしくない音のinputによる学習をunlearnすることはいかに大変か/大変でないか.

 

○意見など

『英語の知識や技能が身に付いた場合(大津・鳥飼, 2002)』はunlearnすることは大変であるが,それは『身に付いた場合』の話であろう.

引用:大津由紀雄・鳥飼久美子(2002)『小学校でなぜ英語?−学校英語教育を考える−』岩波書店

 

第一段階は,チャンツは毒になりうるか,薬になるのか;第二段階は,仮に毒だとして,その毒を抜くのにどれだけかかるか,ということか.

 

焦点は,音素レベルか,なにか?

 

 

5

英語力向上の為には英語に触れる量を増やすことが大切だろう.

–Repeated Readingは構造理解の自動化・処理速度向上の助けになるか?

 

○意見など

–Repeated Readingをさせるためには,様々なタスクや課題を課す必要があるが,それらのタスクや課題の適切さが大きな重要性を持っているのではないだろうか.

 

仮説があるのであれば,それに則ったタスクを作成すれば,「タスクの」効果検証というきらいがなくなるのではないだろうか.

 

 

6

センテンスレペティションの再生課題の得点をラッシュモデル(パーシャルクレジットモデル)で分析する.

 

○意見など

ラッシュモデルで分析する必要性はなにか?

 

7

レキシカルアプローチの授業と文法訳読式やコミュニカティブアプローチの授業とを比較する.

 

○意見など

レキシカルアプローチ的な指導はすでに高校などでは実践されているのではないか?

 

考え方によっては,レキシカルアプローチも機械的なドリルになってしまうこともあるだろう.

 

目的は何だろうか.レキシカルアプローチの目的と訳読の目的とコミュニカティブアプローチの目的はそれぞれ異なるだろう.すると,異なる目的を持つ方法を比較することは妥当であろうか?

 

未習の項目を扱うのか,それとも既習の項目を扱うのか?

 

一通り文法項目をカバーしてからレキシカルアプローチに触れるのと,最初からレキシカルアプローチに触れるのとでは,意味合いが異なって来るだろう.

 

授業の方法として良いものがあるとしても,その良さを実証的に証明することが難しいことがある.

 

 

8

カタカナ表記の発音と英語らしい発音とで指導した場合では,語彙定着度が異なるか.

 

○意見など

実験群と統制群で適切に比較ができているだろうか?

 

カタカナ表記の有る/無し,による補助の影響を観察するのもありではないか.

 

指導法と定着法(記憶法)が異なることがあるのではないだろうか.カタカナ英語で教えても,英語らしい英語発音で覚える,などの場合.

 

発音のカタカナ表記にも様々なカタカナ表記があるのでどれを選択するかによっても変わって来るかもしれない.

 

カタカナ発音を与えたほうが定着成績が良かった場合,示唆としてはカタカナ発音をすべし,ということか?

                              ::::次回の課題::::