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2016年6月23日
文法用語は必要か(revised)
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・文法用語を使うことでどんないいことがあるか,どんな困ることがあるかを考えた。
・「文法用語を排除した方法で,who(疑問詞と関係代名詞)を使用した英文の理解に効果があるかを明らかにする」リサーチデザインを考えた。自分は文法用語はある程度必要だと考えている。そのため,「効果はない」仮説を立てた。
・手順としては,文法用語を使う実験群と文法用語を使わない実験群に分けてマテリアルを配る。文法用語を使用しない
生徒
・仮定している協力者としては,whoを未習の生徒なのか。
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・あくまで学校教育で学んでいないことを想定している。
生徒
・マテリアルとみると,文法排除グループのものがかなり難しくなっている。平等にはかれない可能性も。
生徒
・疑問詞と関係代名詞のふたつのカテゴリーがあるが,生徒の力で気づかせるのは難しいようにある。生徒はあくまで,文の最初に出てくるwhoと文の途中に出てくるwho位にしか気づけないように思う。
教員
・このデザインの中で,生徒に何を学んでほしいと思っているのか。
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・疑問詞と間接代名詞のふたつの違いに気づいてほしい。ラベルの名前の違いよりも,役割の違いに注目してほしい。
教員
・プリントを配って宿題をしてね,という形だと,実際の指導としては自然ではない。何の説明もしないのは,もったいない。デザインとして分かりやすさを目指したのは感じた。
生徒
・マテリアルを見ると,ランダムに文が並んでいる。枠でくくるなどグループ分けはしておいて,違いを考えさせるなどは必要なのでは。インプットを分かりやすくさせるのは必要かも。
生徒
・このデザインでみたいものは?
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・例文を見るなかで,ふたつのカテゴリーを分けられるようになってほしい。
教員
・例文を見ることは大事だが,文法用語との関わりがなくなってしまう。生徒に教える際は,実際に文法用語は効果的なのか。実際に教えている人はどう思うか。
生徒
・自分は文法用語は使いたくない。オールイングリッシュで授業をすると,英語を英語で質問するので,文法用語が入る余地がない。まとめとして,授業の最後の10分ほど使い,日本語で説明している。今後塾や参考書などで習う生徒も多いので,結びつけられるように教えているというのもある。
生徒
・今回のデザインは未習の生徒を予定しているが,既習の生徒を使い,復習として例文を見て,分けさせるとみたいものがみられるのでは。
生徒
・すでにラベル付けされているものを持ってくるよりも,ラベル付けされていない文法を持ってくるのもいいのでは。
教員
・原点は大事。ラベル付けすることで,悪影響があるのか,救われる生徒がいるのか,と考えることが大事。今回は分かりづらかった。
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・自分はデザインとしては似ているが,不定詞を選んだ。文法用語を用いると,名詞的用法,形容詞的用法,副詞的用法として説明されるが,これらの文法用語を教える利点は,不利点に比べて少ないと考えている。手順としてはグループを分けて,文法用語を扱う指導と扱わない指導とで分けて指導する。最後にテストを受けさせて,ふたつのグループのテストの点数を比較し,有意な差がないことから,文法用語を使う必要はないという結論に結びつけたい。
生徒
・英検の問題を扱っているが,英検自体文法用語は出てこない。適切なのか。
教員
・appendixの資料の中で,意味(訳)が分かれば理解できると考えるのはどういう意味か。
前後の単語の意味が分かり文全体の意味が分かることはtoの意味が分かるとは違うのでは。
生徒
・英語=日本語と同じ概念があることは,訳せばいいとなる。それよりも,三単現のsなど日本語にはない文法,単語を扱うとリサーチが分かりやすいのでは。
生徒
・利点がない=今後の英語教育には必要ないと結論づけるのに不自然さを感じる。
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・私も必要か必要でないかと生徒が考えることが大事なのでは。文法用語の必要性を感じる場面が必要である。自分はwhenを扱った。指導者の便宜上がかなりある。
教員
・疑問詞というのは文法用語である。「いつ」という考えもある。共通言語(文法用語)があれば生徒がすっきりするという,考えはいいが,ラベル分けの効果の研究になってしまう。なぜ文法用語なのかとせまる必要がある。
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・文法用語が悪か善かという考え方になりがち。そうではないのでは考える。私は自分の経験もあり,文法用語は助けであると思う。リサーチデザインでは,文法用語が助けになるかどうかという点で考えた。文法用語が助けになるのは,整理する時だと思う。なので,自分は既習の生徒を対象に考えた。目的は「明示的な文法用語の指導は生徒の文法把握を促進するか」である。具体的には,副詞の修飾について明示的な指導を行い,効果や生徒の感想を調べる。
教員
・この指導でどんな力が身につくのか。この説明の効果は。
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・文法用語を理解せず,混乱している生徒の助けになるのでは。
教員
・具体的には?
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・llyをつければいいのは分かってるが,訳を間違えてしまう生徒など。
生徒
・リサーチデザインとしては,Q4の「文法用語の明示的な説明に対して,生徒はどのように感じるか。」が重要であると思う。だが,それだけでは研究にならないので,ほかのクエスチョンが重要になる。
教員
・多くの人が実際授業をしてどう効果がでるかという切り口である。ほとんどがそうである。英語ができる人は文法用語の説明ができるのかなどを探るアプローチもある。
生徒
・参考に,「英語は教わったように教えるな」という本を薦める。研究社出版。
次回お題「予習or復習?」
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