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1998公開講座


98年の公開講座は、7月31日〜8月2日の3日間「まちの魅力をつくるもの」をテーマに行われた。
例年通り前野、野口両先生の講義および谷中、根津地域を対象としたワークショップといった構成で行われ、20名前後の参加者があった。

参加者は5グループに別れ、まちの魅力、あるいは良さといった風情が何に因るかをそれぞれの視点から解釈し、発表した。彼らが共通して見いだした町の魅力は、住空間への「気配り」、「作法」、「誇り」、あるいは土地に溢れる「生活感」、「能動性」、と何れも人間の活動に根差すものであり、人がいてはじめて町が在り得る、ということを実証する結果となった。

住まい手がまず自らの住空間に関心を払うことが町の魅力を高める鍵であることを参加者それぞれが実感として感じ取れたとするなら、公開講座の目的は達成できたといえるだろう。

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