高梁 城下町備中高梁の歴史的町並み
Historic Buildings Survey in Takahashi, OKAYAMA
備中高梁は、岡山県と中部を流れる高梁川の中流域に位置し、市の中心域は東の吉備高原台地と西の500〜600m級の高地によって囲まれた盆地上の地域にある。中世に城下町として開かれ、江戸時代後期には、周辺地域の水上交通の要衝、あるいは街道筋の商業拠点として繁栄した。
本調査の目的は、高梁市街を文化庁の定める伝統的建造物群の保存対策の基礎的問題の検証という観点から調査し、高梁市の伝統的建造物群の特性を明らかにするとともに、城下町の伝統を持つ高梁市の町づくりの資産となる伝統的町並みの保存、修景、活性の方途についてその基本構想を立案することにあった。
この高梁の町並みが歴史的遺産として高い価値を有していることは疑いないが、町並み保存は町の過去を固定することではなく、個性豊かな町の将来を築くことであるから、住民自身が町の個性を認識し、町に誇りを持つことが基本的に大切といえるだろう。
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