第 1 章 |
テクストと虚構
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理論編 |
何よりもまず、小説が虚構であることを再確認しておこう……… 山口俊雄
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実践編 |
他形式への置き換えを通じて「テクストと虚構性」を考える ―中学校 2 年 太宰治「走れメロス」………渡邉裕
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実践編 |
小説と演劇の比較を通した「テクストの虚構性」に着目する教材開発 ―高校 2 年 太宰治「水仙」、中島敦「名人伝」………扇田浩水
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第 2 章 |
語りと語り手
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理論編 |
「語り」や「語り手」がもたらす枠物語の様相………大澤千恵子
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実践編 |
語りを視野に入れた授業実践 ―小学校 4 年 新美南吉「ごんぎつね」 ………西川義浩
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実践編 |
中学校における「語り手」の学習の重要性 ―中学校 1 年 ヘルマン=ヘッセ「少年の日の思い出」………扇田浩水
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実践編 |
「客」(「ぼく」)はどのように語られているのか ―大学 3、4 年 ヘルマン=ヘッセ「少年の日の思い出」……… 山田夏樹
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実践編 |
「語り手」を疑う読書行為の実践 ―高校 2 年 太宰治「葉桜と魔笛」………西山一樹
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実践編 |
誰が「美しい夕焼け」を見られるのか ―大学 1~3 年 吉野弘「夕焼け」………山田夏樹
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第 3 章 |
歴史と社会
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理論編 |
文学教材の「歴史と社会」をどうとらえるか ―魯迅「故郷」を例として………千田洋幸
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実践編 |
他作品との重ね読みによる、「社会」のとらえを読みに生かす取り組み ―中学校 3 年 魯迅「故郷」………加儀修哉
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実践編 |
歴史的事象を踏まえて読解する ―高校 3 年 森鷗外「舞姫」………日渡正行
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