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書籍情報
国際化

著書名

教育の国際化と学際化に向けて
 −広域科学としての教科教育学

編者

東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科

装丁

木下弥

発行

東京学芸大学出版会

2018年3月31日 第1版第1刷発行 ISBN:978-4-901665-53-7
価格:2,500円+税

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未来の教育を構想するために

本書は、1996年4 月、我が国ではじめて教員養成系大学に設置された東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(博士後期課程)の創立20周年記念論集である。2015年12月の広域科学教育学会設立記念講演会と、2016年11月の連合大学院創立20周年記念講演会の記録を収める。
教員養成大学を取り巻く環境が厳しさを増す一方、教育現場ではさまざまな課題が山積し、社会のグローバル化・情報化が進むなかで、新たな教育・教育学の創造・構築に向けて、着実に成果を重ねてきた連合大学院の到達点を示す。教育をめぐる多様な課題に応え、未来の教育行政、教育制度を構想する際の手がかりとなる一書である。

まえがき
大石学(東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科長)

 I

グローバル社会と広域科学 ―教育の国際化と学際化

「グローバル化・情報社会化」と「広域科学・実践研究」 ―連合学校教育学研究科創立20周年を迎えて
 大石 学

教員養成におけるグローバル人材の育成
 出口利定(東京学芸大学長)

グローバル社会におけるイノベーションと学際性 ―社会基盤工学の立場から
 山口宏樹(埼玉大学長)

グローバル社会と感染症対策
 徳久剛史(千葉大学長)

グローバル新時代における人文・社会科学の役割
 長谷部勇一(横浜国立大学長)

 II

広域科学としての教科教育学

学校教育のさらなる発展のために
 出口利定

「広域科学としての教科教育学」の確立に向けて ―次世代育成教育の立場から
 岸 学(教育方法論講座:東京学芸大学)

連合大学院の意義と役割 ―発達支援の立場から
 細渕富夫(発達支援講座:埼玉大学教育学部長)

国語教育の枠組みを問う ―古典(伝統的言語文化)教育の立場から
 三宅晶子(言語文化系教育講座:横浜国立大学)

「広域科学としての教科教育学」の可能性 ―社会科教育学の場合
 竹内裕一(社会系教育講座:千葉大学)

資料

東京学芸大学大学院 連合学校教育学研究科 概要

ご連絡先

東京学芸大学出版会

184-8501
東京都小金井市貫井北町4-1-1
東京学芸大学構内
TEL:042-329-7797
FAX:042-329-7798
Mail:upress@u-gakugei.ac.jp

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