写真1 初代鉛筆削り用ナイフ
(c)2003 YAMADA Masahiko

柄に動物の角様の素材が使われている「角柄(つのえ)のナイフ」は、少年文学に主人公垂涎のアイテムとして繰り返し登場する。それが自分の手元にあることで、ちょっと芝居がかった気分になれたものである。

切っ先がかけているのは、同級生が「刺さるかどうか試してみよう」と床に落としたときに破損したため。道具をいたわらない人間は、いつでもどこにでもいる。



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